今回の展覧会にあたり、
新しいプロジェクトとして実施されるのは、
美術館を"通路"にすることです。
"通路"は場所と場所との中間領域や敷居、あるいは迂回路でもあり、
接触領域(コンタクトゾーン)でもあります。
通常は「貯蔵庫」「展示」といった機能が前面に出される美術館を、
人々が行き交う"通路"としてみなすことで
どのようにその空間や機能を変容させるのでしょうか?
こんな試みで、アートが世界との接し方を
様々に見せてくれる、はずなんだけど。
なんだろう?
そこには、本当に何もなくて驚いた。からっぽ。
常設展の中でやるべきネタじゃなかったのかなあ。
美術館が本当のハコでしかない瞬間って
美術に関わっていない人しか見ないもの。
それって美術館の機能じゃないでしょ。
作品との出会い方とか飾られ方とかに場の決まりがあって
そこに新しく通路を作れば、全然、違ったと思うけど。
空っぽで何もないとこ、ふらふら歩いても
結局なんでもない。本当に景色もなにもない散歩。
自分と向き合うしかない。中で継続的に進んでいる企画が
またひどい。なんか適当。場を埋める機能もない。
ちゃんと作り上げることを放棄した場がだらだらと続く。
悲惨だ。
過去の様々なプロジェクトでうまくいっているのは
やはり、しっかりとした場のストーリーがある場所に
何かをぶつけることができている時だと思えた。
もっと歴史のある、やっかいな美術館でできたら
本当に革命的だと思うけど。
現代美術に親和性のあるハコだと、なんの面白さもない。
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