2008年9月16日火曜日

彫刻のおもしろさ「舟越桂/夏の邸宅」@東京都庭園美術館

普段、あまり彫刻でぐっとくることがないんだけれど

今回は舞台がよかった。ホワイトキューブでない

洋館の部屋にすっと隠れるように現れる顔、形。

彫刻のこわさとかキレイさとか力とかを存分に

味わえる、彫刻のなんたるかもまるで分からない

自分の気持ちにも伝わってきた。

廊下の先にふっと現れた「白い歌をきいた」なんて

知ってる人が気を抜いてふっと立ってる感じで

日常なのか非日常なのか、混乱して気持ちよい。

タイルで出来た風呂場に、白い肌の「言葉をつかむ手」が

こちらをにらみつけるように立っていたり。

書庫には「夏のシャワー」な執事が潜み

広間には異形なスフィンクスシリーズが空間全体を

ギュウギュウにギシギシと詰まってたり。

彫刻も、本当はあれなのか?日常の中にさらされると

形に命が吹き込まれる感じするんだなあ。

「ピノッキオ」「風をためて」「肩で眠る月」

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