軽いSFミステリーな感じが本当に世の中流行ってる。
誰に聞いても東野圭吾が好き!みたいな風潮。
ちょっとした超常現象があって、
そこに意外などんでん返しがあって、それを待つ。
話はすごくよく出来てる。
ドミノって、何かを望んだら、自然と世の中が動いて
その人の希望どうりのことが起こる人のこと。
ヒトラーとかもそんな人で、権力を手にするまで
何一つ非合法なことなんかしていないと
舞台中に高らかに語られたりする。日本って平和。
で、日本って平等で自由なのね、病的に。
話の筋とは別にひとりひとりの人生の方が
よっぽど気になってしまうのが最近のこの手の
舞台の残念なところ。
いかに謎解きを鮮やかに見せるかに集中していくと
どうも、ひとりひとりの人生が置き去りになる。
しかたないことかもしれないけれど、惜しい。
人が超常現象に出逢ったときに、狂っていく、
寄りかかっていく、そんなキモチの弱さが端的に
一気に描かれていて、怖かった。
周りをみてばかりいると、どうしても忘れる
自分自身の核みたいなものがある。
最終的に周りのことしか語らないのは
あまりにも悲しいし、生きている実感がなくなって
そんな人が大挙して出ている舞台に
まさに今の時代を感じたりするものだ。
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