2009年6月3日水曜日

見るものだれもが「チェ・ジョンファ OK!」@十和田市現代美術館

アーティストである必要とかないと思っちゃう。

断然きれいなものをぶっちぎりで作る特権階級が

アーティストであってほしい。

同じ土俵なんかに立っても、ろくなことはない。

プラスティックカゴでタワーを作ったりとか

ビニール人形をアートだと固めて置いたりとか

どこにでもあるテレビに単色をばきっとはめて

出したりだとか、いろいろ生活の周りのものを

即座にアートに!みたいなものを見せられるんだけど

まあ、ひとことでいえば、ちっともきれいじゃない。

というか、日本人には結構当たり前なのかも。

日常がキッチュであることって。

外国の方々には特殊に見える、やたらに毒々しい

プラスティックの色とかもなじんじゃってるからなあ。

普段の生活のなかで。

あとは、商店街の中にも、ウオーリーを探せみたいに

この人のアートが隠れていて、街全部アートを目指す…

感じなんだけど、正直せつない。

目に入るシーンがまったくコントロールできてなくって

圧倒的に日常の品物が景色の中で勝ちまくるという事態。

本当は、そこだけ花が咲いたようになって

さびれた感じの商店街でも、ぱっと明るくなればいいんだけど

逆に飲み込まれて、寂しさが引き立つという結果に。

うむむ。どうにもならないなあ。仕方ない。

地方の商店街の強烈なオーラを再確認した十和田だった。

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