なんか、おお、ミニシアターという映画を
久々に見た。そして、初シアターフォーラム。
寒い。すきま風が。
お話は。こんなの。
「性に対するタブーと歓び」をテーマに
新作の構想を練る映画監督のフランソワは、
映画出演に興味を示す何人もの女性と面談するが、
重要なシーンのカメラテストを前に女性たちは次々と去って行く。
彼が求めたのはカメラの前でのマスターベーションだった。
そんな中、ジュリー、シャーロット、ステファニーの3人が残る。
ようやく手に入れた理想の女優たちに満足するフワンソワだったが、
彼女たちの心の内には気づいていなかった。
実際にこの監督は、オーディションでオナニーを迫り
訴えられて、有罪になって、お金も払ったらしい。
で、まんまの映画を撮るなんて、ふるっている。
気合いが入っている。
途中、オイディプスに模した不思議なフレーズが入ってきたり
超現実的な悪魔な2人が、こそこそ喋ってたり、
実験映画?エロ映画?芸術映画?みたいな
工夫をこらした空間が広がった。
でも、この3つって昔から近いとこにあるよねえと
観たあとに気づいたのだが、本当に最近この手の
シックなミニシアター観てなかったので体力を要した。
面白かったけど。
エロは欲望の根っこに近いから想いが濃いんだよねえ。
ギリに入ったんだけど、明かりつくと客がストリップと
同じ人数配分な、おっさんおっさんわかておっさん。
そういうもんなんだ。ああ。
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