2008年7月26日土曜日

カレッタ汐留

あかしろき
はくはつでもなお
ちらしずき

ぽーにょぽーにょぽにょ「崖の上のポニョ」

すごい脳内麻薬映画。賛否両論ありますが、

やはり半端なくマッドでいて、ついつい観てしまえる

映画に出来上がっているところはものすごい。

各シーン、各シーン、非凡さ(いまさらだけど)が

満ちているので、ちょっと映像に関わっている人なら

カット割りは本当に驚かされる。

アニメでしか、あんなカメラワークをできない!と

白旗をあげたくなるほどに、空に海に、寄り、引き、

もぐり、はねあがり、のぼり、寄り添い、おいかけ、

ちょっと紙上でこの割りがあっても置いていかれそう。

子供なんかよりも考えまくっちゃった大人が観たら

じわじわと現実から引き離されていく気持ちよさが

あるんじゃないかなと思ったり。

ただ、スタートダッシュはゆるゆるなので

あきらめずに食いつくことが必要なので

やはり、今までのジブリものよりは、ハードルは高そうな

予感がする。おりちゃう人も多いだろうなあ。

前半、きついからなあ。シックな仕上がりで。

水とかうねうねするし、すごいっすよ、精霊感。

万物に魂あるぜっていうアミニズム感はっきりと。

やはり、人生の総仕上げっぽいんだろう。