こういうのでぐっと来れる自分によかったなあと思う。
最近、ミニシアター系がどうも厳しくなってきて
これもちょっと気持ちうごくかなあと思ってたんだけど
意外と、どポップなだけでなく、ガンガン泣けて
しかも、シークエンスがばんばん早くて気持ちよくて
結構長かったと思うんだけど、眠くなることもなく、
ぐいぐい見続けれられた。
ちょっと絵本のフレーズ覚えたもんなあ。
あとは、とにかくパコがかわいい。異常に。声も。
あれは、反則だ。外人子どもの最強な部分が全開。
阿部サダヲの動きと勢いのセリフが画面にびったりあってて
もともとが小劇場向けの台本とはいえ、
そうかあ、こういう風に映像化できたのか、
駅前劇場ものやら、トップスものは・・・
なんかどんどん無茶苦茶なことを
ドドドと立て続けに展開していく感じが懐かしくて
小劇場ならではの、シュールアンドアクションだった。
だけど、泣けたから。役所広司が泣けるんだ。
目力がすごいなあ。あの人。
セットとか小道具とか色とかCGとか全部ポップに仕上がって
編集のコマ割りもものすごくかっこよくて、なんか若者って
感じの映画で久々にまったく寝なかったのだ。
