いつの話かって、もう3月の初旬の鑑賞。
書き留めるのにも限界があるから、どうにもメモにもひどい。
ああ、もったいない。
深津絵里だったなあ、やっぱりとか。
松尾さんのくだらないギャグが世界を覆い尽くすんだけど
松尾さんの笑いは結構、松尾さんの身体でしか、
もしくは大人計画の身体でしか表現できなくて、
切ないことになっていたりとか、感じたことを覚えている。
覚えているって、どうなんだ?
野田さんの戯曲を遊び尽くした形にはなっているんだけど
まあ、まるで話はごちゃごちゃになっている感じが
さらに増長されていて、ついていくのがやっとやっと。
ただでさえ、話が渦のようになりつつ、気づいたら
その真ん中に吸い込まれているのが気持ちいい野田もの。
細い線を走り抜けるには、いかんせん遊びが多すぎた。
女の子が、世の中の気づかぬうちに?(意図してかもしれないけど)
真ん中にいること、しょせんは聖母のもとに
みんなは集っているのかなあということ、
その女の子が農業という食、生活の中心を目指すこと、
時代は一周してこんなところに戻ってくるのかあと感じた。
にしても、都会に憧れても、そこに何もなく、
キレイな子に引き寄せられても、また何もない。
それじゃあ、オレの手の中にも、何も残らないのか?
ってことなのか?
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