2009年5月19日火曜日

おっぱい不足「おっぱいバレー」

何はともあれ、おっぱいが不足しているだろう。

綾瀬はるかさん。

いくらなんでも露出なさすぎだろうと、がっかりする。

生徒が沸きあがるキモチにシンクロできないよ。

このおっぱい具合では。

はじめて生徒たちの前に出るところも

かわいい先生ではあるものの、

ちょっとHな先生感はまったくなく、

だからこそ妄想できるのだという向きもあるだろうが

中学生ってそういうもんじゃないだろうと。

もっと直接的だろうと。エロの感じ方が。

最初くらい、ちょっと薄手の、バストを感じるもので

なければ、どうにもならないのではと思ってしまう。

ヤッターマンの深田恭子もラフの長澤まさみも

そこらへんは映画のニーズわかって、ちゃんと

こなしてきたはずなのに、なぜ守る、綾瀬はるか。

そして、本当に感情の機微が薄い役で、

表情に動きをつけるのが難しい脚本だったのだけれど

もうその難しさに完全に置いていかれて

うむむという感じだった。どの瞬間も3つくらいは

別々なキモチがあるからなあ。

ただし、かわいいという意味では最近の

綾瀬はるかは本当に神がかっていて、

もう手に負えないほどにかわいいから

それを愛でる意味ではちゃんとしてる映画だ。

ひとりひとりの気持ち「関数ドミノ/イキウメ」@赤坂レッドシアター

軽いSFミステリーな感じが本当に世の中流行ってる。

誰に聞いても東野圭吾が好き!みたいな風潮。

ちょっとした超常現象があって、

そこに意外などんでん返しがあって、それを待つ。

話はすごくよく出来てる。

ドミノって、何かを望んだら、自然と世の中が動いて

その人の希望どうりのことが起こる人のこと。

ヒトラーとかもそんな人で、権力を手にするまで

何一つ非合法なことなんかしていないと

舞台中に高らかに語られたりする。日本って平和。

で、日本って平等で自由なのね、病的に。

話の筋とは別にひとりひとりの人生の方が

よっぽど気になってしまうのが最近のこの手の

舞台の残念なところ。

いかに謎解きを鮮やかに見せるかに集中していくと

どうも、ひとりひとりの人生が置き去りになる。

しかたないことかもしれないけれど、惜しい。

人が超常現象に出逢ったときに、狂っていく、

寄りかかっていく、そんなキモチの弱さが端的に

一気に描かれていて、怖かった。

周りをみてばかりいると、どうしても忘れる

自分自身の核みたいなものがある。

最終的に周りのことしか語らないのは

あまりにも悲しいし、生きている実感がなくなって

そんな人が大挙して出ている舞台に

まさに今の時代を感じたりするものだ。