劇団ひとりのあの本の映画化。
本の感想がこんな感じです。
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まあ、ぶっちゃけ泣いたんですけど、
何に泣けたのか、よく覚えてないんだなあ。
でも、とにかく宮崎あおいと西田敏之がすごくて
それで泣いた気がする。
宮崎あおいのカラッとした声の良さと
西田敏行のどこまでの底の割れないリアルとフィクションの
境な身体は見事に作品を支えている。
たぶん、それがなかったら異常に浅い話に
なってしまっただろうなあ。
何もかもが当たり前の想像の世界の中で進んでいても
力のあるカラダがいくとかあるだけで
その世界が瑞々しくしみてくる。
篤姫の宮崎あおいも相当いい。
意外と人生かけて女優やってるのが、今のところ、
すごく生き様と向き合う瞬間のシーンで
ブワッと出てくるように出来ているようなんで
心が一気に持っていかれる様子がある。