何せ、お金集まるとこが、何するわけでもなく
儲かっているのだなあとヘンな感心をする展覧会。
王様でも神様でもなく、銀行が儲かるって
新しいなあ、時代だなあ、そして、各国で集めてて
支店ごとにコレクションの質も違うそうだ。
すごい時代性。
森美術館の中の展示も、地域ごとになってれば
なお、そのグローバルな広がりを、
新しい感覚でつかまえることができたであろうに。
そういう見方、眺め方したかったなあと。
今までちっとも響いたことのなかった
デミアン・ハーストに突然打たれる。こういうこともある。
自動筆記、システムが生み出す美。理屈が生み出す美。
一方、偶然が生み出すゲルハルト・リヒターのペインティング。
いい、赤とオレンジで、グッときた。
自然が手にしてる、思いもかけないところに現れる美しさもある。
今回は、今まで琴線に触れなかった現代美術の大物たちに
フシギと目が留まる。ライン違うけどなぜだろう?
気になった人を列記。
マーク・フランシス
オスカル・ムニョス
ジャン=ミシェル・バスキア
畠山直哉
リチャード・ハミルトン
フランチェスコ・クレメンテ
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