2008年3月11日火曜日

お金集まる集まる「アートは心のためにある」@森美術館

何せ、お金集まるとこが、何するわけでもなく

儲かっているのだなあとヘンな感心をする展覧会。

王様でも神様でもなく、銀行が儲かるって

新しいなあ、時代だなあ、そして、各国で集めてて

支店ごとにコレクションの質も違うそうだ。

すごい時代性。

森美術館の中の展示も、地域ごとになってれば

なお、そのグローバルな広がりを、

新しい感覚でつかまえることができたであろうに。

そういう見方、眺め方したかったなあと。

今までちっとも響いたことのなかった

デミアン・ハーストに突然打たれる。こういうこともある。

自動筆記、システムが生み出す美。理屈が生み出す美。

一方、偶然が生み出すゲルハルト・リヒターのペインティング。

いい、赤とオレンジで、グッときた。

自然が手にしてる、思いもかけないところに現れる美しさもある。

今回は、今まで琴線に触れなかった現代美術の大物たちに

フシギと目が留まる。ライン違うけどなぜだろう?

気になった人を列記。

マーク・フランシス
オスカル・ムニョス
ジャン=ミシェル・バスキア
畠山直哉
リチャード・ハミルトン
フランチェスコ・クレメンテ