2008年7月31日木曜日

キレイに見える「ロン・ミュエック展」@金沢21世紀美術館

行きたい、行きたいと念じていると行けたりするので

念じていることにしているんだけど、

とうとう行った!21世紀美術館。あそこは女子の聖地。

なにせ、かなり可愛く見えます。女子が。服が。

まあ、ハコのポテンシャルとして、モノがきちんとキレイに

見える状態なんですね、廊下も展示室も階段も。

動線の幅とか見事な感じで人と人とがすれ違う。

ボーイミーツガール。

ロン・ミュエックは相変わらずのリアルででかくて

価値観というか、自分の軸がゆさぶられる感は

間違いない。

なんだろうなあ、人間の変な欲とかかなえてる感じ?

いじっちゃいけないオモチャを渡されて

命をいじりまわしている感じなのか?

ちょっと思ったのは、昔やたら背がでかい人とか

妙に背が小さい人とかのお仕事ってシャーマンとか

聖職者だったりしてたんだけど、そういう神々しさとか

はみ出した命のような気配が心をつかまれる。

にしても、数少ないけどなあ。個展というにはあまりにも。

他にも作品が世界中に散らばっているのを知っているだけに

まだまだがんばってほしかった。

にしても、あの美術館、あと5年は相当居心地がいいと思う。

いいなあ、お庭感覚の美術館。そういうのびのび感あります。