偏見かもしれないが、
きわめて女の子な芸術な生き方がそこにある。
もう、自分を愛して愛して愛しまくる。
「なんて私、すごいのかしら」とつい言葉にして
出してしまう。強みだ。
男子の中にとことん女子にだらしないたぐいの
芸術家がいるように
女子の中にこういう自己だけを愛情の対象にする
生き様を見せる芸術家がいる。
女の子の、心底での自分への信頼度は
実は、男子よりもずっとずっと強いと
常に思っていて、だからバイセクシャルな男子は
ある意味の強度を持って、もの作りができるに
違いないのだと、勝手に思い込んでいる。
人間か集中して書きまくる線に潜む
信じがたい生命の躍動を捉えた様は
息を飲む静けさの中のざわつきだった。
意外と絵そのもの、本物が見たくなるもんだと
変な感心をしたりもした。
あとは、水玉が好きということを
どんな瞬間に発見し、それを身につけ、
その繰り返しが生活になっていったのかを
知りたいなあと思った。
ちなみにこの人、インタビュアーに
「あなたを動物に例えると何ですか?」と聞かれて
「人間です」と答えるらしい。
見事だ。しかも、そんなバカなことを質問するなと
切れるらしい。
美しい生き様だ。
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