2008年9月17日水曜日

花男、夕顔、とらさん「同窓会」

セレソンデラックスでグッときて涙し

花より男子ファイナルでそのベタさに感心し

で、今回の同窓会は、サタケミキオの初監督&脚本。

ベタなものをしっかりと作りきることの才能が

満ちあふれてて、もう何もかもがパチンとはまる感じなんだけど

嫌な感じもなしに割とダラダラと泣けるこれはなんだろうと

考えてみると、きっと寅さんのアレだと思った。

あとはテンポがものすごい。テレビドラマ風。

この「風」というのが効果あり。刻まれたテンポでモノを見ていくと

らくちんに気持ちに届くからなあ。娯楽ジャンルとしては

大事なことだったりするんだ、きっと。

幼なじみの特別な心の住まい方とか

高校時代のキラキラしている感覚とか

仕事でうまくいってるときのまわりみえなくなる感じとか

いろいろな積み重なりが、妙にシンクロして、

それはそれで恥ずかしい気持ちも。

永作さんの、距離のある親しみ加えた笑顔は武器だねえ。