2009年3月6日金曜日

今日は千葉

超寒い。

アンシンメトリー「ハルフウエイ」

若い男の子で

もてる髪はアンシンメトリーで3Dな感じなのね。

と改めて思ったこの作品。北川悦吏子脚本&監督。

といいつつ、裏で岩井俊二がロケーションも画角も

きっと決めているに違いないと勘づく作品。

プロデューサーらしいんだけど、矢面に立たず戦う術だな。

北海道が舞台なんだけど、もう完全に画が多摩川で

地方を知らんなあとつくづく思う。根が都会。

なんか川べりの抜けがよすぎるんだな。

地方の川べりは、ミスチルのPVみたいにすがすがしくなんか

ないのだ、絶対に。

もっとどうしようもないじとっとした感じがそこにあるんだなあ。

でも、あれは地方出身じゃないと分からない

抜け出せない様相なのよ。

びっくりするくらい途中で終わるからハルフウエイなのか?

ハーフウエイをハルフウエイと間違える受験勉強のシーンに

ちょっとくだらない怒りを覚える。まあ、軽く。

ひたすらに彼氏にからむ北乃きいが思いのほかよい。

なんか適当で、フラフラしてて、でも不良じゃなくて。

その温度、今だなあと。