2008年2月20日水曜日

思いつきの先「第11回文化庁メディア芸術祭」

メディア系の展示ものに行くと

いつも思うことがある。

ああ、これも。これも。これも。

一度は考えたことあるなあ。思いついたことあるなあ。

きっとみんな誰しもそうなんだろう。

自分の底の浅さにうんざりする。

それで、やろうとしていたことになえたりもする。

当たり前なんだけど、思い続けることとか

念じ続けることとかが難しいけれど、その持続力が、

モノに乗り移るというのは間違いなくて

昔よりもたくさんのスキルを求められて

大量の発信をし続けないと暮らしていけない

今の人々のクリエイションは、本当にしんどいと思う。

つぎ、つぎ、つぎ!と追い立てられすぎてて

なんか出品作品も息苦しくて、抜けた感じのがなかった。

にしても、大賞にwiiが入ってた。

DSといいwiiといい、身体にいち早く戻った任天堂。

すげえな。小さな身体が見せたブレイクスルー。

日本の奇形な頭がよく現れたプロダクトだと思う。

ほんとにあんまりグッとこなかったなあ。

これから、メディアって何だろう?ってことになる気がする。