2008年5月4日日曜日

うまいのは当たり前の先「4月大歌舞伎」

「将軍江戸を去る」
「勧進帳」
「浮かれ心中」
の3本立て

「将軍江戸を去る」はなんか普通のお芝居っぽくて

だったら、普通の現代劇をみたいなあと

シンプルにおもっちゃった。いけないかもしれないが。

歌舞伎気分って大事だと思うんだよなあ。

まだまだ外人な感じで、歌舞伎を見てるので

もうベタベタな歌舞伎がみたいのです。

勧進帳になって、松羽目ものはやはり

おー歌舞伎。

歌舞伎はあんまり見ないので、

普通にうまいなあとか言ってたら、

なんでも配役的にはミスキャストなんだって。

確かに、グイグイくる感じはないなあと

思っていたんだけど、だからといって退屈するわけでもなし。

すごいなあ、地肩が違う感じがした。

たくさんの人の目をくぐってきた下地の強さ。

「浮かれ心中」はとにかく、勘三郎大会。

歌舞伎って人柄とかないんじゃないかって思ってたけど

大偏見。見れば、見るだけ、役者力でまくり。

むしろ、型があるからだろうと思うけど、

それをどんな風にこなすのかに見所たっぷりな予感。

あくまで予感だけど。

もっともっと数を見たいとこだけどねえ。