2008年9月19日金曜日

若者憧れサブカル感動「パコと魔法の絵本」

こういうのでぐっと来れる自分によかったなあと思う。

最近、ミニシアター系がどうも厳しくなってきて

これもちょっと気持ちうごくかなあと思ってたんだけど

意外と、どポップなだけでなく、ガンガン泣けて

しかも、シークエンスがばんばん早くて気持ちよくて

結構長かったと思うんだけど、眠くなることもなく、

ぐいぐい見続けれられた。

ちょっと絵本のフレーズ覚えたもんなあ。

あとは、とにかくパコがかわいい。異常に。声も。

あれは、反則だ。外人子どもの最強な部分が全開。

阿部サダヲの動きと勢いのセリフが画面にびったりあってて

もともとが小劇場向けの台本とはいえ、

そうかあ、こういう風に映像化できたのか、

駅前劇場ものやら、トップスものは・・・

なんかどんどん無茶苦茶なことを

ドドドと立て続けに展開していく感じが懐かしくて

小劇場ならではの、シュールアンドアクションだった。

だけど、泣けたから。役所広司が泣けるんだ。

目力がすごいなあ。あの人。

セットとか小道具とか色とかCGとか全部ポップに仕上がって

編集のコマ割りもものすごくかっこよくて、なんか若者って

感じの映画で久々にまったく寝なかったのだ。

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