ああ、そういうことに気付いたんだ!
みたいなモノもたくさんあって
何でもありなだけに、本当に「うつくしい」ということは
難しい世の中なのだなあと
ひりひりと感じる展覧会だった。
豊穣とはこういうことをいうのかもしれない。
もう腐乱に近いほどの。
東京とはなんぞや?
一切の解釈を許さない「個人の宇宙」そのものが
次々に現れて、世の中の「美」を切り取るとは
はるかに離れた作品の数々。
もう普通に自然とか愛せなくなってしまったのか?人間。
そんな感じに不安になるほどの、思い込み方。
大変だよ。
あんな世界に入り込んだら。
まっとうに美しいことがすっかりやりつくされた後の
ブレイクスルーは一体どこから起こるのか?
その気配は、感じないのが、
ちょっとばかしの不安だ。
誰もの心がもだえるほどの、
「美しい」というシンプルな感情は、
もう生み出すこと自体、必要とされていないのか?
気になったのは以下の4人。
春木さんは写真の方。
(なんか空間を引き裂く光の裂け目が気になった)
だんとつナンバーワンは榎忠。
すげえ。なんか世の中を美しく作り直す感じ、グッとくる。
名和晃平
春木麻衣子
岩崎貴宏
榎忠
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