本気汁だ。松尾スズキ。
受けなきゃダメだという本気がまじまじと
にじみ出てて、ああ、この人はまっすぐ向かっていると
打たれて、ほんとうに面白かった。
けど、これは真理すぎて、まっとうすぎて、
なかなか人を選ぶよね。といつもながら思った。
でも、すごいから、世の中には認められるけど
何十億の世界のものと勝負する類いじゃやっぱりない。
「ファンキー」みたときの「世に出るぜ」っていう感じと
近いものを個人的には感じて、
中身的にもまったくもって、余人では表現できないことを
まざまざと見せつけて、こういうことを「凄み」というのだ。
普通は泣けない。ビビる。おそれる。疑う。
こんな世界があるのかと。あるに違いないけど。
右にはオーバードーズの内田有紀を観て号泣している
ひとりのキクチリンコに憧れてる眉毛な女子。
左には柔道部のホモのお二人。(先輩が後輩を誘うの図)
そんな両手に花で、この映画を観るということ自体
なかなかに味わい深い。
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