2007年12月21日金曜日

わが青春「わが闇」ナイロン100℃@本多劇場

何はともあれ人生を感じるお芝居だった。

時間を感じもした。

ナイロンは上京してかなり初期に見た芝居で

なんだか当時を思い出すと、

とにかくいろいろ影響されて、

それは意識してるとこもしてないこともあって、

でも自分の何かと結びついている感じが

強烈した集団ではあった。

いつしか妙におもしろくなくなって

離れていたのだけれど、今回見てみると、

いやいや、ケラもきっと

いつしか妙に面白くなくなっていたのだろう。

いわゆるナイロン芸風が。集団が。

すっかりかわっていた。

なんだか、人の生き様を語っていた。

レギュラー出演者たちとともに生き時間がすぎてしまって、

自分もなんだか年齢を重ねていて、

ああ、人生は進んでいくなあ。

そんなことばかり感じる変な舞台だった。

よくはないのかも。こういう観劇は

常軌を逸するな。なんか。

ただ、パンチはあった。

思い入れて書くことができる脚本はそんなにない。

ケラの自分の恥ずかしさとかが全面な感じの舞台だった。

よい。

そういうものにわたしもなりたい。

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