いろんなオタクものがるけれど
ちっともキャッチーなオタクが出てこないのが
この漫画のすごいところ。
ほんと短い時間だけ、いわゆるメディアで語られる
「オタク」になるだけで、あとはさして面白くもない
変に地味な毎日が過ぎていく。
こんなこと書いて、どうなる?的なコミックで
少しだけ気が病む。いい意味で。
オタクって演出し尽くされてて、ちょっとばてる。
見てて、ばてる。もう飽きる。
きっと、オタクと呼ばれてる本人たちがもっとそう思ってる。
でも、それを客観的に見ることができているのに
わずかな隙間時間にギアがはいちゃう感じが
やはり、オタクと呼ばれる人たちの美しい生き様で
グッとくる。そういうちょっとねじれた感じでよかった。
思っているとこを突いてくれる感じだった。
ただ、あまりにも、うねりが少ないので、
まとめて漫画喫茶で読むのは、ちょっと体力が必要。
赤坂のゲラゲラが閉店らしく、悲しい。
ホームグラウンドが。なくなる。
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