2008年1月20日日曜日

思春期「Little DJ 小さな恋の物語」

思春期とか成長期の役者さんの

ピュアなお芝居というのは難しい。

それを越えて、青春な時代に入れば

なんだか吹っ切れたように再び「ピュア」が

わき出してくるのだけれど。

このお話の主演は神木隆之介、福田麻由子の2人だけれど

そんなピュアエネルギー切れなエアポケットを感じる。

何読んだって斜に構えちゃう。

大人の都合いいように振る舞うこともできなくなっちゃう。

そんな時期もあるもんだし。

なので、泣かそう、そしてきっと泣けるはずな話も

なぜかまったく心に届いてこず。

こちらの心のコンディションの問題かもしれないが。

いちいち空振りする泣かす展開が

ずるずると滑っていくと、見てるの恥ずかしくなってきて、

いけない。いけない。

いいお話なのにと罪悪感すら漂うのだ。

にしても、広末の人生に迷う役よりも

バカみたいにポップにはじけた

ムダに可愛い芝居が見て見たい。そんな彼女が見たい。

とつくづく思う。私生活のせいか、くすんだ役多すぎ。

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