思春期とか成長期の役者さんの
ピュアなお芝居というのは難しい。
それを越えて、青春な時代に入れば
なんだか吹っ切れたように再び「ピュア」が
わき出してくるのだけれど。
このお話の主演は神木隆之介、福田麻由子の2人だけれど
そんなピュアエネルギー切れなエアポケットを感じる。
何読んだって斜に構えちゃう。
大人の都合いいように振る舞うこともできなくなっちゃう。
そんな時期もあるもんだし。
なので、泣かそう、そしてきっと泣けるはずな話も
なぜかまったく心に届いてこず。
こちらの心のコンディションの問題かもしれないが。
いちいち空振りする泣かす展開が
ずるずると滑っていくと、見てるの恥ずかしくなってきて、
いけない。いけない。
いいお話なのにと罪悪感すら漂うのだ。
にしても、広末の人生に迷う役よりも
バカみたいにポップにはじけた
ムダに可愛い芝居が見て見たい。そんな彼女が見たい。
とつくづく思う。私生活のせいか、くすんだ役多すぎ。
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