何せ、ヴァージンクイーンを演じる
ケイト・ブランシェットが凄い。
凄いというより、怖い。なんか鬼気迫る演技。
日本でいうと、美輪さん芝居のように凄いとかより
怨念感が前に出てきて、取り憑いてくる感じ。
なんだろう?あれ。ほんとに。
普通にお芝居がうまいとかとちょっと違う感じ。
僕は、ケイト・ブランシェットに詳しくはないけど
そういう苦悩をする感じのバックグラウンドがあるのか?
演技ってそういうのなしで見せるもんでしょ、といえば
そうなんだけど、意外と根っこではその人自身の
バックグラウンドは大事だと思っている方なので
なんか私生活が気になる感じだった。
側近が自分のお気に入りの男性といちゃいちゃしてるのを
ものすごい嫉妬したり、なんでもてないのと裸になって鏡で見たり、
そんなことしながら、その苦悩が顔のわずかな動きと
腕のプルプルした雰囲気とかで楽しめる。
面白かった。人間を見るのがうれしい映画はよい。
0 件のコメント:
コメントを投稿