ベスト・オブ・キノコ。18周年なんで、っていう
どういうことっていうのも、よいなあと思う。
ベストと言ってみると、未だに力を持っているカラダと
もう力を失っているカラダが混在していて、
いい意味でコンテンポラリーというくくりだけではない
勝負すべき「強み」「普遍性」みたいなものが
感じられて楽しかった。少し悩みらしきものも見えて
とてもとても人間らしいダンスだった。
この人たちは美的センスとかじゃないんだろうなあ。
ノリがしっかりと出ること、うちから動いてしまう幼児衝動。
カッコつけようとした瞬間にシーンがこわれている。
気がする。
ダンスは数観てないので、あまりしっかりと比較はできないけど。
あと、実はその衝動が圧倒的な数を持って
生命力を感じるほどににょきにょきとまるでキノコのように
舞台上をかけめぐることに力があるし、オンリーワンを感じる。
うねるカラダ。切れないけど。
日常の動いてしまうキッカケとか懐かしいあの日のカラダを
思い出させてくれるカンパニーはすてきだし、続いて欲しい。
かっこよさとかでも、面白さでもない、甘酸っぱさが
とてもうれしい、観たい感じなんだなあと今回気づいた。
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