まるで、強さとか深さはでないんだけど、
綾瀬はるかの景色の粘りは十分にあって、
その景色を巨大スクリーンだからこその迫力で
楽しむべきだと思いつつ。DVDではこの世界はない。
なんか予告編とかよく出来てたんだなあ。
綾瀬はるかが深い演技をしそうだと勘違いしちゃった。
彼女はいつものフワッとした、この世感のない見目形で、
そうなんだなあ。そこなんだなあ。でも、それでいいんだなあ。
設定はすごい魅力的で、そこにある「飛竜伝」的なもの?
女子が女子からはみだしちゃった時に出てくる
なんとも言えない生き方の難しさ、仕事からはみだしちゃった時よりも
女子のはみ出しはしんどそうじゃないかと思い
そこをつく映画の設定は本当に魅力的だった。
でも、そこはなあ、貫けなかったなあ。
映画としてはともかく、綾瀬はるかを映画で楽しむには
十分なクオリティであって、借りたって見やしないんだよなあ、
ツタヤじゃ。
最近、勝率悪いんだよねえ、レンタルってやつ。寝ちゃうのさ。
あとは、窪塚洋介と中村獅道の面構えはすごくなっているので
それも要注意。
またしても、予告編にひっかかる。
少年メリケンサックの宮崎あおい。東京国際の画がカワイイので、
これも注意。
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