2008年11月30日日曜日

メモリアル・リバース

おおまきしんじ
横浜トリエンナーレ

2008年11月22日土曜日

ついつい気になる取材力「ハッピーフライト」

気楽に楽しめるノンストップなエンターテインメント。

素晴らしい、気のつかわなさせよう。何一つ気になることはなく、

楽しいなあとテンポで見せていく。たぶん、人生に残ることは

あまりないかもしれないけれど、明日を楽しくさせてくれる

ムービー。なおかつ驚くのは、普通の人が気付かない航空業界の

裏情報をあまりにも上手に紹介していくこと。脚本への組み込みすごい。

あと、取材力もすごい。フワフワつくらず、ちゃんとほうほうと言える

情報をニコニコしながら見ることができるようになっていく。

こういうスタンスって、意外とかっこ悪いから映画だと見れないんだけど

三丁目の夕陽とかこの映画とか、そこにこだわることなく、楽しめるよう、

徹するのは心底素晴らしいと思う。

映画観て、人生を揺さぶることもあるかもしれないし、そういうモノを

求めていることも確かだけど、映画館に人が殺到して誰もがニコニコできる

そんな映画はきっとこういうことなのだろうと。

綾瀬はるかの美人指数は、断然ICHIの勝利。

あんまりかわいくないんだなあ、ハッピーフライト綾瀬。

田中哲司とか岸部一徳とかオッサンの渋さがいちいちハマってて、

職人の世界の面白さは、やはり年長者にあるなあと思った。

ほめちぎっといて、星は2つ。個人的には映画館じゃなくてもいいかなあ。

いい意味でテレビ映画として、しっかり最強のポテンシャルあり。

テレビでやってもちゃんと受けるさ。こういう風にマニア業界を昇華させたい。

青葉のお天気予報

いつもこうやってTBSであそんでます。

2008年11月20日木曜日

頭が切り替わった!繊細なオリジナル「レオナール・フジタ展」@上野の森美術館

今までまるで響いたことなかった藤田嗣治が

こんなにもガンガン気持ちに届く強さをもったのは超意外。

たまにこういう興奮があるんだなあ、ドアが開いていく感じ。

ものすごいよかった。なんかフェルメールがかすんだ。

この人、日本だとまるで評価されずにフランスに行って、

3年くらいひたすら古典を模写していたらしい。

それで手に入れたやたらにむにょむにょした筋肉西洋身体に

日本っぽい切れ長すっきりお顔を乗せて、白磁みたいな肌色で仕上げたら

ヨーロッパで大人気。日本人が見てもアンバランスなその裸像が

好きになれなかったんだけど、今回来てた超巨大な「犬のいる構図」「闘争」を

見たら、そこにあふれるパワーがすさまじくて圧倒された。

どこにも属さない人間が持っている、自分の中にある欲望がむき出しに

迫りくるのは、本当にめったにみない。異邦人の強み。

あとは「猫」っていう屏風絵みたいなのがあって、猫がくるくるまるまる

かたまって画面を横切って埋めていくんだけど、そのリズム感とか最高。

日本人なら絶対に気に入る流れ、時の刻み。

時間が画の中にあるのは、本当に日本画とかの強みだなあと思う。

切り取るのではない強み。

その末に国ではなく宗教によりどころを定めてキリスト教に改宗するんだけど

喜びの表れ方もすさまじい。もうエネルギーを細部にペン先に固めていく。

「イブ」「キリスト」「花の洗礼」

はなやかに画面を生命力がみなぎるのとか少し泣ける。

ああ、ここに生きようと悩んで悩んで爆発するんだなあと。

最後の大仕事に教会を建てるんだけど、中も外も、装飾もインテリアも

全部に祈りをこめてモノを作ることが出来る幸せがあったなあ。

よかった。

ほんとうに、見といてよかった。

2008年11月19日水曜日

表参道

おしゃれだと
にほんいがいの
ことばまう

つまりは写真的な「フェルメール展」@東京都美術館

副題は光の天才画家とデルフトの巨匠たち。

またしても人垣系。本当にしつけの悪いおばさんが多数。

そりゃあ、子供荒れるよ、親がこんなんだったら。

本当にダメだ。美術展にいくたびに思う。

結局は街に座る子たちは、この親を見ていたんだ。

まあ、いいや。

とにかく今見れば、割とドッシリとしてるしなあ、

なんかおお!すげえ!ってなりにくいうまい絵が並ぶ

デルフト派。きっとあれだ、現実をそのまま描くなんて、

意味ないじゃんって思ってたところで、そのまま描いたのが

斬新だったんだなあと、もう、光へのこだわり方とか、

まんま写真とかのライティングで、当時は!!だったんだなあ、

片明かり・・・とか思ったりした。

フェルメールは、なんかびりびりする名作は来てねえのかあと

小品ぞろいな感じ。でも、腐ってもフェルメール。

実は、光とか質感とかもすごいんだけど、見ると驚くのは、

本当に切り取る瞬間が他のデルフトな人たちと圧倒的に違う。

もうそこに人間らしさがだらだらと出てしまう意地悪さ。

からむ男にいやな顔したり、完全に気を抜いた女子の顔とか、

なんだろう人の底が見えちゃう感じをオシャレに描く天才。

たぶんフェルメールはおそろしく性格悪い。

ワイングラスを持つ娘
リュートを調弦する女
ヴァージナルの前に座る若い女

2008年11月18日火曜日

上野

じょしたちの
あかるさめまい
あおすーつ

2008年11月17日月曜日

ペディ汐留

めがしょぼ
ふくよろよろの
ふうはぁほ

2008年11月16日日曜日

2008年11月15日土曜日

久々の人垣鑑賞「大琳派展」@東京国立美術館

会期末。おそらくとは思ったが、どうにも人が晴れない。

しかも、オールドエイジもの(対象とか集まってる人が)なので

まるで会場はノールール。

割り込み、体当たり、グイ押し、おしゃべり、

なんでもありの、団体行動派が大挙しているという

かなりなジャパン。

もともと琳派好きなはずなんだけど、まとめて見るといまいち。

なんか麻痺してくる感じと、やっぱりひとつひとつに

魂こめるぞっていう感じよりは、我が家にもひとつアートを的な、

いかに高品質な美を各上流家庭に売りさばくかという

戦略が前面に出てくるんだなあ。

意外なことに気がついた。

まさにエクスクルーシヴラインだったのだ。

だから、継承とかの目線で見たときに、

今までちっとも好きじゃなかった酒井抱一が妙に気に入って、

ココロにひっかかった。

デザインを起こして、残していった

琳派デザイン全集ともいうべき「光琳百図」とか

抱一の興奮が伝わってくるし、すげえすげえと興奮しつつも

そのよさを時代にあわせてクリアにしていく過程で

生まれる試行錯誤とかも面白くて、ニヤニヤできた。

風雲雷神図が宗達、光琳、抱一、其一、

揃い踏みというのがひとつのウリ。

やはり、その華やかさはハンパなく、

琳派をPRするにはよく出来たお題だなあと思った。

なんかよくディズニーコラボとかが出回るのと似てる。

あと琳派の茶碗と着物は、なにはともあれココロに残る。

個人的な教養のなさが嘆かれるのは、当たり前のことのように出てくる

古今和歌集とか新古今和歌集、源氏物語の一遍一遍がまるで基礎なく、

どんなバックグラウンドでそのテーマがめでられているのかが分からず。

たぶん分かったら、あと数倍楽しめた。

教養人はそのへん大好きだったよう。

黒楽茶碗 銘 雨雲 (光悦)
赤楽茶碗 銘 峯雲 (光悦)
三十六歌仙図屏風(光琳)
竹梅図屏風(光琳)
小西家蒔絵下絵類
色絵吉野山図透彫反鉢(乾山)
月に秋草図屏風(抱一)
四季花鳥図鑑(抱一)
波図屏風(抱一)
小袖 白光地梅樹下草模様(抱一)
曼梅擬目白蒔絵軸盆

2008年11月14日金曜日

上野公園

紅葉と噴水

汐留シティセンター

まゆふささ
ねんきんからり
めしょぼぼ

2008年11月13日木曜日

車のハンドル

10時10分。

連れてって連れてって



最近では
男子が女子的なものを好み
女子が男子的なものを好む
とコメントするときを
よく目撃する。

宮崎あおい+羽海野チカ+ドリカム

2008年11月12日水曜日

汐留ゆりかもめ

くりすます
いちねんくれゆく
あわあわわ

2008年11月11日火曜日

チョコレイト・ディスコ



この距離感とか画像の感じとかが
パフュームというものをのしあげた
気がする。今な感じ。

2008年11月10日月曜日

マスコミってやつ「巨匠ピカソ/愛と創造の軌跡」@国立新美術館

今、どっとピカソものが来ているんだけど、

最後までピカソの手元にあったものが多いだけに

びしっと最後まできてるなあと感じるものばかりではない感じ。

なんかさぐってるなあとか移動中だなあとか

だから面白いっていうのもあるんだけど、浴びるように美ではない。

まずは、国新美から。ピカソの最初から終わりまでを一気に

見ていくんだけど、用意された縦軸は女性関係。

確かに女が変わるとハッキリと変わるんだけど、

もっと思ったのは、本当に現代美術で生きていくっていうのは

世の中がどんな空気なのかを明確に貫くことが大事なんだなあと

いうこと。マスとのコミュニケーションが長けているから

ピカソってすごかったんだなあ。圧倒的な器用さで今、その時に

求められているものの100点満点を作りまくる。

で、時代がまたものすごい勢いで動き続ける。

前の世紀とは次元が違う。嘘みたいに手のひら返しの連続。

あとは、ピカソの立体を捉える力ってダントツ凄いと感じて

絵よりも僕自身は3次元ものがグッとくることに気づいた。

これは収穫。

形の捉え方、線への置き換え方が生々しくて、

見えない線を見つけ出して違う立体がボロって出てくる感じは

快感に近いもんがある。

女の頭部(フェルナンド)
バスの瓶、グラス、新聞
バイオリン
座る女
人物
女の頭部
マリー=テレーズの肖像
ドラ・マールの肖像
泣く女
髑髏
鳥をくわえた猫
雌ヤギ
椅子
カンヌ湾

2008年11月9日日曜日

意外と古新しい台湾アイドルPV



十分にかわいい。

TSUBAKI台湾女優版



台湾女性も
かわいらしい。

2008年11月8日土曜日

アメリカ人の性欲「P.S.I LOVE YOU」

うーん。なんか予告編の素直な感動がないなあ。

日本人と根本的に違うんだなあ、夫婦のつながり方。

なんかセックスいつまで我慢できるか大会みたいに

見えちゃう微妙さ。友達も肉体を開けない未亡人を

「かわいそう」みたいな感じってどうも。受け入れにくい。

なんだろう、もう一度恋が出来るようになる

根本的な入り口が元の旦那を忘れうるかよりも

よりセクシーな男子を見つけられるか、それをいいと

感じられる感性がよみがえるかどうか…。

って、なんかもう一回狩りに出るための気持ちを

高めて、肉食的な勢いをつけて街を走り回るという

不思議。

ヒラリー・スワンクの衣装がどこにいても可愛くて

それはそれは往年の月9ドラマのようなリアリティのなさ。

いい意味で。

ちょいゴージャスな品のよさは、プラダを着た悪魔とか

セックスアンドザシティとか最近のハリウッドものは

本当に行き過ぎずに寸止め上手。憧れつつ買えるレベル設定。

あとは、男子に対するオウ!セクシーがやはりまったく理解できず。

ホット!!とか言ってるけど、どう見てももさい。

だが、これが世界標準かと愕然。

新宿ベローチェ


新宿ベローチェ
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ねだるのは
おとこのしごとと
あまえごえ

2008年11月5日水曜日

汐留コンラッド下


汐留コンラッド下
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がいじんと
むせんらんとが
むせかえる

それいゆの丘


それいゆの丘
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馬に乗ったつもり。

2008年11月1日土曜日

六本木ミッドタウン


六本木ミッドタウン
Originally uploaded by wings283

それなりに
おちつかないば
すーつすくなさ