2008年12月15日月曜日

人のドラマの型「あれから/ケラ・マップ」@パブリックシアター

パブリックシアターの天井が空の模様だなあと

久々に行ってはじまる前に思ったのだけれど

思いがけずに最後のシーンでそのことに気づいたことは

自分の中だけで価値があって、よかった。

舞台と地続きになるのは駒場小劇場という場所で

よく感じてたことだったけれど最近あんまりなかったからなあ。

ケラものを最近よく観に行くけど、本当に今年ははずれない。

なんか神がかっている。というか自分のモードとぴったり合ってる。

熟年夫婦の話で手をつなぐってだけでグッときて

本当に自分の中のピュアモードに驚く。そうかあ、こういう手のつなぎね。

起こってる事件は何一つ突飛なことなくて、どっかで見たことあるんだけど

シリアスの中のくだらなさが

(ほんと実際、常にくだらなさだらけだ、、普段)

リアルにしっかりつながっていくのねえ。

岩佐まゆこが出てたけど、エロさがちゃんと出ててグラビアが本気出せば

どう考えてもエロビームが出せるのだと再確認した。

そもそもちゃんと水着写真撮れるのに、エロさでないはずない。

余貴美子&高橋ひとみの地力とか見てると

人の人生を演じて生きてきた人の底にたまる業みたいなモノは

すさまじく深さにつながるなあと感心。

あとは赤堀さん。あの人、いつも見てると怖い。ほんとボーダーだ。

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