2009年1月25日日曜日

この人の青が好きになる「セザンヌ主義」@横浜美術館

セザンヌって、意外とよいよいとみんな言うけれど

はまったことがなかった。今回、この人の青を

分かりやすく見ることができる絵があって

それがぐさっとはまって見事セザンヌ解禁となりました。

チラシにもなってるセザンヌ夫人の肖像だけれど、

これが本物の絵の青がキレイなの。ほんと。チラシにもしたくなる。

だけど、ポスターとかチラシとかは一切その色が出てないのが

悲しい。図録とかだと分からない色ってある、難しさ。

画集とか見てても、なんだろうピンとこないこと。

セザンヌというと不思議とサント=ヴィクトール山と静物画ばかりに

接してきた不幸な歴史だったよう。肖像シリーズも本物と面会は初。

この人の青は本当に深くて爽やかで透明で、よい。

でも、割と青は大事にしているらしく、大気の色だから青を混ざるの

忘れないように!的なことは言ってるらしい。

うむ、本物の色を感じるのは大事だと改めて思った。

ひとつ良さをみつけると、他の良さもみつかったりするから謎。

スザンヌの果物のごつごつした深さは、

妙にうまそうで、モノの質に迫ってる。

ポール・セザンヌ「セザンヌ夫人の肖像」
ポール・セザンヌ「ヴィーナスとキューピッド」
ポール・セザンヌ「宴の準備」
アンリ・マティス「ダンス」
須田國太郎「水浴」
ポール・セザンヌ「林間の空地」
ポール・セザンヌ「3つのリンゴ」
ポール・セザンヌ「青い皿」

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