編集の怖さばかりを感じる仕上がり。
明らかに見て取れる作為とドキュメントに見せる力量に
やらせとか分からなくする意味ではこういう仕上がりの方が
よっぽど罪だと思う。バラエティ番組のやらせなんか甘い。
人格が神格化されていて居心地が悪い。そんなにいいことばっかな
はずがないじゃんと思ってたら、最後の最後に「拒食症で入院」って
それで今までのコントロールされてきた世界にリアルを持ち込もうって
ずるすぎねえかと妙に感心したりした。手法としてはすごい。
ずるいけど。
女子が勝手に世界背負う感じは巫女さんとかのシャーマンが
昔からその代表でいて、魔女なんかもその類で、生命の源に触れている分
その力にリアリティがあるんだろうなあと思う。
今のロックミュージシャンって、人を自分の言葉で熱狂させて、
そこに音楽がついていて、常人には理解されにくい格好をしていてと
今までの歴史における神がかる人の姿をよく表しているらしい。
その力を利用してお金をもうける感じのことも、ある意味宗教団体と
変わらない、後ろにいる大人たちの気配。
ピュアには泣けない、そんな感じ。
なにせcoccoはやせ過ぎで、かすかに映る唇の震えがリアルに
やばかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿