もっとはるかにめまいがするほどに
空間をゆがめてほしかったんだけど
割とシックに、原美術館にはまる感じで
描かれる床の抽象模様たち。
カラフルでサイケデリックなものばかりが
印象に残る人なので、それこそがロック!みたいな
生き様な人なので、ちょっと日本に飲み込まれた?
その景色は浮世絵の海のようで、波間から見える
岩のように、コンクリートでつくられた立方体が
床に転がっている。
よくみると、そのコンクリートブロックには
LPレコードが一緒に封じ込められていて、
その曲のラインアップでもっと世界がひろがるかと
思ってアルバムのタイトルを必死に見たんだけど
その関連性も発見できず。残念。
あれはきっと色あいとかだけで
決められているんじゃないのか?
そうじゃないほうが、はるかにグッとくるのに。
音を想像するだけで、その空間にその音が鳴った様を
考えるだけで、そこにある様が大きく変われば
ぞくっとするんだけどなあ。
なんか、美術館に触発された世界観が
ありきたりすぎちゃって、ちょっとだけがっかりした。
期待感がありすぎたな。
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