もう随分、東大系の駒場小空間から
足が遠ざかっているんだけど、たぶんこのへんが
ぎりぎり知ってる「ひょっとこ乱舞」のスピンオフもの。
小人数でおしゃべりするお芝居。
人間性が薄いのかなあ、なんか心にこない。
いいお話なんだけどね、いろんな意味でよく出来てる。
それぞれの生き様を知るわけじゃないけど
やっぱり人の心に何かを突き刺すためには
かなりの荒い人生が必要なんじゃないかとこのごろ思う。
この人いいなあと思うと、変な意味でロクな生き方をしていない。
変な意味じゃなくてではなく、変な意味で。
頭がいい生き方しちゃうと、もう、ダメなんだなあ。
心にひっかからない。傷が残らない。
異常な数のモノを見ると、もう何もかもがどこかで見た既視感があって
あとはそこから、なにが突飛なものなのかをあぶり出す感じで
切ないけれど、もうそこは人間力の勝負で、
タレント芝居に客が入るのも、なんとなく欠けた人が
当たり前のように出てくる保険なんだと最近思う。
別に有名人みたいっていうだけでもないよなあと。
あとは、客席がもてない。これは永遠のテーマだなあ。
もてる客席にするには、何が必要なんだろう?
デートにあれでは誘えない。なんかセンス悪いみたいになっちゃう。
難しい。
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