ものすごいよかった。得した。
頭にいろんなマッサージ受けた感じ。
副題。「アートとデザインの遺伝子を組み替える」
アートの側がデザインを卑下してただけじゃんと
思うけど、本当のことはわからない。
最近は、できるだけ意味とかは避けて
浴びるように観ることに決めている。
が、きちんといろいろ説明してくれる展覧会で
親切だけど、ちょっと疲れた。
もっと、ぐいぐい文脈とかなしに
脳髄に効いて欲しい。
疲れてるのか?そういうのが欲しい。
石上純也の「四角いふうせん」というのがすごい。
もうばかでかい、ほんとばかでかい1400×730×1280cmという
アルミの風船が1トン近くの巨体をゆらゆら揺らす。
異空間。
こんな景色が観れただけでも、遠いMOTに来たかいあり。
立ち止まらないと感じれない揺らぎもいい。
タナカノリユキ『100 ERIKAS』
沢尻エリカ100変化。やっぱり沢尻かなり可愛い。
単純に。
なんか山岳民族のピュアっぽい、強気な感じが好みな自分を発見。
そういうの気がついたことなかった。
ナースとかより、そっちだった。
エリザベッタ・ディマッジョ。
薄い紙に気が遠くなるほどの、切り絵。
地図を切り抜いているのかと思ったら水生微生物の姿だった。
生きているモノの営みを積んでいくと、同じ形になるのかと驚く。
デマーカスファン
普通の公園にあるようなフェンスの一部を
美しく編みかえた「レースフェンス」
最新のコンピュータを使って彫り上げたのに
なぜか徹底的になまめかしい「シンデレラテーブル」
この人の作品は、街を生きている感じがして好きだった。
オラファー・エリアソンは、
いつか徹底的に考えなきゃいけないくらい
意識の近さを感じる。これは何かある。けど何だ?
21世紀の特徴は、個人が情報化され、価値観も多様化し、一方では多様なネットワークが発達したことです。ここ数年のジャンルを横断するクロスオーバーや創造の動向は、バックミンスター・フラーに象徴されるようなユートピアを目指して諸学が融合した20世紀初頭を想起させます。ただ、大きく異なるのは、私たちの身体や世界が環境、政治問題を含めてより複雑な状況に直面しており、異ジャンルの横断、協働(シナジー)はこの状況を共に生き延びていくための切実な手段の一つとしてたちあがってきている点なのです。例えるなら、バイオテクノロジー、遺伝子組み替えなどの研究が生き延びるための一つの方法であるように。
本展覧会は、これらの表現の新たな動向をアート、建築、ファッション、デザインなど広い範囲のヴィジュアル・クリエイションから選んだ13カ国34アーティスト/クリエイターの作品を通して見せようとする企画展です。SPACE FOR YOUR FUTUREというタイトルにおいて、SPACEは、単なる物理的な空間でなく、自分の身体とその外部を入れ子状に含んだ、一つの環境としての空間を意味しています。領域横断の傾向は多くのクリエイティブな建築家、デザイナー、アーティストにみられ、彼らは一つのヴィジョンのもとに、複数のジャンルの表現手段や方法を自在に操りながら表現をおこなっています。それはDNAの自在なプログラミングに似ています。彼らがこの展覧会テーマに対して、身体や空間に関するさまざまな提案を行います。本展は、マルチ・ディシプリーナリーな創造を提案する都市、東京から発信する新たな文化的マニフェストとなることでしょう
0 件のコメント:
コメントを投稿