2008年1月26日土曜日

「へえ」


単品開発
集まって話す#02
2008/01/20
南平台 デニーズ

隣から聞こえてくる
無駄な盛り上がりを
ちょっとだけ見る感じ。
耳こらして暇つぶし。

2008年1月24日木曜日

レズレズオナニー「はじらい」

なんか、おお、ミニシアターという映画を

久々に見た。そして、初シアターフォーラム。

寒い。すきま風が。

お話は。こんなの。

「性に対するタブーと歓び」をテーマに
新作の構想を練る映画監督のフランソワは、
映画出演に興味を示す何人もの女性と面談するが、
重要なシーンのカメラテストを前に女性たちは次々と去って行く。
彼が求めたのはカメラの前でのマスターベーションだった。
そんな中、ジュリー、シャーロット、ステファニーの3人が残る。
ようやく手に入れた理想の女優たちに満足するフワンソワだったが、
彼女たちの心の内には気づいていなかった。

実際にこの監督は、オーディションでオナニーを迫り

訴えられて、有罪になって、お金も払ったらしい。

で、まんまの映画を撮るなんて、ふるっている。

気合いが入っている。

途中、オイディプスに模した不思議なフレーズが入ってきたり

超現実的な悪魔な2人が、こそこそ喋ってたり、

実験映画?エロ映画?芸術映画?みたいな

工夫をこらした空間が広がった。

でも、この3つって昔から近いとこにあるよねえと

観たあとに気づいたのだが、本当に最近この手の

シックなミニシアター観てなかったので体力を要した。

面白かったけど。

エロは欲望の根っこに近いから想いが濃いんだよねえ。

ギリに入ったんだけど、明かりつくと客がストリップと

同じ人数配分な、おっさんおっさんわかておっさん。

そういうもんなんだ。ああ。

2008年1月22日火曜日

酔っぱらいコンピレーション



日常を撮りためること。
うまれる面白さ。

3人でノルマンディ



僕らは
こういう映像の時代に
生きている。

ディレクターの素養と
テクノロジーを知ることは
密接に関係する。

しかも
それが
ものすごい少数なかで
完結していく。

2008年1月20日日曜日

ユニクロックガール発見



思わぬところで。
東京事変。
閃光少女。

ほどよい手元感が
ユニクロックガールズはよい。

思春期「Little DJ 小さな恋の物語」

思春期とか成長期の役者さんの

ピュアなお芝居というのは難しい。

それを越えて、青春な時代に入れば

なんだか吹っ切れたように再び「ピュア」が

わき出してくるのだけれど。

このお話の主演は神木隆之介、福田麻由子の2人だけれど

そんなピュアエネルギー切れなエアポケットを感じる。

何読んだって斜に構えちゃう。

大人の都合いいように振る舞うこともできなくなっちゃう。

そんな時期もあるもんだし。

なので、泣かそう、そしてきっと泣けるはずな話も

なぜかまったく心に届いてこず。

こちらの心のコンディションの問題かもしれないが。

いちいち空振りする泣かす展開が

ずるずると滑っていくと、見てるの恥ずかしくなってきて、

いけない。いけない。

いいお話なのにと罪悪感すら漂うのだ。

にしても、広末の人生に迷う役よりも

バカみたいにポップにはじけた

ムダに可愛い芝居が見て見たい。そんな彼女が見たい。

とつくづく思う。私生活のせいか、くすんだ役多すぎ。

2008年1月19日土曜日

超先端建築「蟻の巣」



こういうの見ると
今、世界で進む建築の有機化が
どれだけ自然界では当たり前なのか
分かるねえ。

なんか最近よく見る
都市計画/建築計画の図面に
そっくりだ。
コンピューター解析したやつ。

2008年1月18日金曜日

音が凄いの「アース」

映画館のスペックというものを

存分に感じることはあまりないが

なぜなら、ちゃんと音を厚く厚く硬めるからなんだけど

この映画は、自然がいかに静寂で

そこに様々な音が点在するかを擬似的に再現してて

本当に音が凄いの。

割と、映像そのものは見たことあるもんが多いんだけど

大スクリーンと音場の良さで、断然違うものに見える。

こういうの見ると、ちょっとだけオーディオマニアの

気持ちがわかる。

音が違うだけで、景色も違って見えるというのは

経験しちゃうと、どのDVDもそういう環境で見たくなるし

どのCDも段違いのサラウンドで聞きたくなっちゃう。

象に何十戸頭ものライオンがまとわりついて

何回も何回も噛み付いて、離されて

噛み付いて、蹴散らされて

また噛み付いて、としている間に象が弱るという映像が

なんだか妙に頭にこびりついた。なんだ?

ちょっとこの世の景色じゃない、コミックだったんだな。

なんかナレーションが十分に説教くさくて、嫌だった。

環境、環境、いうけど、

編集してるポスプロは冷房も電気もばちばちだし、

なにより映画館なんて環境にいいはずないし。

環境を大事にしてたら、娯楽になんかアクセスできないさ。

2008年1月12日土曜日

ビルゲイツ最後の日



みっともないとこと
すごい権力を持ってる
その2つが
いい感じにミックス。
普通に元オタクだもんな。

2008年1月4日金曜日

おしまい「オッホ/欲々しいの」@TOPS

最近の青春プレイバック路線。

オッホを見に行く。なんか名前かわるらしい。

「熱帯」というんだって。

青春プレイバックで、西くんが駒場を「ブラジル」と

呼んだことを思い出す。変なループ。

なんか、音とか照明とか、すっかり取り残された感じ。

悲しかった。終わっていくことの切ない感じ。

なんか新しいとこに踏み出せない感じ。

昔は、ここが一番流行だったというところから

脱皮して脱皮して脱皮し続けないといけないのか?

エンターテインメントと苦しくなった。

びっくりするくらい面白くなく、よくできてるのに

心を打たない。なんだろ?これは?

なんか世の中とむやみやたらに交わらないと

こういうことになるのかしら?と無駄に怖くなる。

中身よりもそういうスタンス?

的なものにぐらぐらとした。

人の気持ちというのを捉まえるには

いったい何が肝になったりするんだろう?

時代のうねりとかの残酷さをひしひしと感じてしまう。

ばたつかないリアル「げんしけん」

いろんなオタクものがるけれど

ちっともキャッチーなオタクが出てこないのが

この漫画のすごいところ。

ほんと短い時間だけ、いわゆるメディアで語られる

「オタク」になるだけで、あとはさして面白くもない

変に地味な毎日が過ぎていく。

こんなこと書いて、どうなる?的なコミックで

少しだけ気が病む。いい意味で。

オタクって演出し尽くされてて、ちょっとばてる。

見てて、ばてる。もう飽きる。

きっと、オタクと呼ばれてる本人たちがもっとそう思ってる。

でも、それを客観的に見ることができているのに

わずかな隙間時間にギアがはいちゃう感じが

やはり、オタクと呼ばれる人たちの美しい生き様で

グッとくる。そういうちょっとねじれた感じでよかった。

思っているとこを突いてくれる感じだった。

ただ、あまりにも、うねりが少ないので、

まとめて漫画喫茶で読むのは、ちょっと体力が必要。

赤坂のゲラゲラが閉店らしく、悲しい。

ホームグラウンドが。なくなる。

ワールドワイド?「俺たちフィギュアスケーター」

フィギュアスケートのペアに男子同士で出たらっていう

コメディ映画。ひたすらくだらない。

ペアスキーに似たくだらなさ。なんだろう?

日本で同じの作ったら、大事故が起こりそうなのに

不思議と字幕もので見ると受け入れちゃう感じ。

何が許されて、ワールドワイドなんだろう?

でも、笑った。かなり笑った。

なんのてらいもないけど、外国の方は、

身体使う笑いはかなりお上手だなあといつも感心する。

変な歩き方とかちょっと驚くほど引き出しが多い。

身体が動くコメディアンは、偉大だ。

ワールドワイドは身体が制する。

スケートって、なんかあまり広がらなそうなお題が余計に、

思ったところに思ったようなネタが来て

バシバシベタで、疲れた頭にちょうどいい感じ。

劇場で売られてた、特別に発売中の

俺フィギュソフトクリームいちご味が

異常なくらいまずかった。

が、そのB級感がまた変に映画にフィットしてよかった。

響く声「野田地図/キル」@コクーン

このお芝居は、いつも声のことを思う。

妻夫木くんは声が枯れ、音が途切れる。

広末さんは声が細く、場に満ちない。

そういう意味では、堤&深津バージョンが

圧倒的に泣けたなあと思う。

でも、なぜだろう?

有名人というか、いわゆるタレントさんは

ベーシックな役者力を超えて

人の心を打つ瞬間最大風速を示す時がある。

このお芝居でも、限りなく声が途切れていくのに

叫べ、叫べ、でグッとくる。

まあ、野田さんのはめ込み方がすごいのは

もちろんなんだけれど、なんだか

人気者たちの、上ってしまったがゆえに

落ちることがなんだか許されない感じは

人の気持ちを打つのだと思う。

それは、一回、上ってみてみないとわからんし。

どんなにミーハーでも、上ることができない人には

見えない景色というものがあると最近よく思う。

まとまった固まり感は、ちょっと薄かったなあ、

今回のキルは。と思うけれど。

あとは、地べたに座って、当日券を並んだ。

こういうの、いつまでも、できる身体でいたい。