ギャルソンにある蛍光灯で出来たシャンデリアとかで
ちょこっと知ってただけなんだけど、固めていくつか
作品を見ることができて、はじめて概観した。
写真にしても、ペイントにしても、まあとにかく体温がない。
これは、喜んでいるのか?病んでいるのか?泣いているのか?
感情がまったく透けてみえない。不思議なもので。
だからかもしれないが、ちょっとやそっとのことでは
ぐらつかないぞというクールさにもつながる気がする。
今までかっこいいと思ったことなかったんだけど、
はじめてシャンデリアは欲しいと思ってしまった。
ただ、美しいと気持ちが落ち着くものはなく、
やっぱり現代のこの居心地の悪さを肌感覚に訴えて
再現すらしていこうという意味で、
すごくうまいものなのだろうと思う。
何一つ、気持ちが落ち着くものがないっていうのは
素晴らしく骨が折れることで、
しかも美しいという縛りがあったら
たぶん落としどころは、どうしようもないほど
難しいに違いなくて、ご飯のたべるのは大変だろう。
生きるためには仕事にならないといけない。
忘れられない。忘れない。
0 件のコメント:
コメントを投稿