行きたい、行きたいと念じていると行けたりするので
念じていることにしているんだけど、
とうとう行った!21世紀美術館。あそこは女子の聖地。
なにせ、かなり可愛く見えます。女子が。服が。
まあ、ハコのポテンシャルとして、モノがきちんとキレイに
見える状態なんですね、廊下も展示室も階段も。
動線の幅とか見事な感じで人と人とがすれ違う。
ボーイミーツガール。
ロン・ミュエックは相変わらずのリアルででかくて
価値観というか、自分の軸がゆさぶられる感は
間違いない。
なんだろうなあ、人間の変な欲とかかなえてる感じ?
いじっちゃいけないオモチャを渡されて
命をいじりまわしている感じなのか?
ちょっと思ったのは、昔やたら背がでかい人とか
妙に背が小さい人とかのお仕事ってシャーマンとか
聖職者だったりしてたんだけど、そういう神々しさとか
はみ出した命のような気配が心をつかまれる。
にしても、数少ないけどなあ。個展というにはあまりにも。
他にも作品が世界中に散らばっているのを知っているだけに
まだまだがんばってほしかった。
にしても、あの美術館、あと5年は相当居心地がいいと思う。
いいなあ、お庭感覚の美術館。そういうのびのび感あります。
2008年7月26日土曜日
ぽーにょぽーにょぽにょ「崖の上のポニョ」
すごい脳内麻薬映画。賛否両論ありますが、
やはり半端なくマッドでいて、ついつい観てしまえる
映画に出来上がっているところはものすごい。
各シーン、各シーン、非凡さ(いまさらだけど)が
満ちているので、ちょっと映像に関わっている人なら
カット割りは本当に驚かされる。
アニメでしか、あんなカメラワークをできない!と
白旗をあげたくなるほどに、空に海に、寄り、引き、
もぐり、はねあがり、のぼり、寄り添い、おいかけ、
ちょっと紙上でこの割りがあっても置いていかれそう。
子供なんかよりも考えまくっちゃった大人が観たら
じわじわと現実から引き離されていく気持ちよさが
あるんじゃないかなと思ったり。
ただ、スタートダッシュはゆるゆるなので
あきらめずに食いつくことが必要なので
やはり、今までのジブリものよりは、ハードルは高そうな
予感がする。おりちゃう人も多いだろうなあ。
前半、きついからなあ。シックな仕上がりで。
水とかうねうねするし、すごいっすよ、精霊感。
万物に魂あるぜっていうアミニズム感はっきりと。
やはり、人生の総仕上げっぽいんだろう。
やはり半端なくマッドでいて、ついつい観てしまえる
映画に出来上がっているところはものすごい。
各シーン、各シーン、非凡さ(いまさらだけど)が
満ちているので、ちょっと映像に関わっている人なら
カット割りは本当に驚かされる。
アニメでしか、あんなカメラワークをできない!と
白旗をあげたくなるほどに、空に海に、寄り、引き、
もぐり、はねあがり、のぼり、寄り添い、おいかけ、
ちょっと紙上でこの割りがあっても置いていかれそう。
子供なんかよりも考えまくっちゃった大人が観たら
じわじわと現実から引き離されていく気持ちよさが
あるんじゃないかなと思ったり。
ただ、スタートダッシュはゆるゆるなので
あきらめずに食いつくことが必要なので
やはり、今までのジブリものよりは、ハードルは高そうな
予感がする。おりちゃう人も多いだろうなあ。
前半、きついからなあ。シックな仕上がりで。
水とかうねうねするし、すごいっすよ、精霊感。
万物に魂あるぜっていうアミニズム感はっきりと。
やはり、人生の総仕上げっぽいんだろう。
2008年7月24日木曜日
2008年7月22日火曜日
2008年7月20日日曜日
コンセプトで抜ける「対決/巨匠たちの日本美術」@東京国立博物館
ひとしな、ひとしなはもっともっと
好きで単純に美しさを感じる美術品があるんだけれど、
並んでいることでストーリーが作られたことで
その品物の輝きがどうやら増しているようで
いつもはそんなにグッとこないモノたちも
異常に気持ちを惹かれたり、逆にまるで目がいかなかったり。
にしても、夏休みを前にして客がかなり入っていて
しかもビッグネームの本物ばかり時代を横断して
どっさりそろっているんだから、これから見ようと思うと
もう大変だろう。混んで、混んで。
茶碗なんか壷なんか見れないんじゃなかろうか?
ビッグネームを並べて一通りで見たことないから
自分の好みみたいのがシャープになって意外な効果。
以下、気になったものたち。
四季花鳥図屏風/雪舟
檜図屏風/狩野永徳
赤楽茶碗 銘無一物/長次郎
黒楽茶碗 銘俊寛/長次郎
松図襖/俵屋宗達
菊図屏風/尾形光琳
自刻像/円空
自身像/木喰
群仙図屏風/曽我蕭白
猛虎図屏風/円山応挙
虎図襖/長沢蘆雪
保津川図屏風/円山応挙
妙義山・瀞八丁図屏風
やっぱりアクが好きなんだなあ。自分。
少々くどくないと、目がとまらない。
そんな中、意外なのは本阿弥光悦にひかれなかったこと。
絶対好きなはずなんだけどな。
好きで単純に美しさを感じる美術品があるんだけれど、
並んでいることでストーリーが作られたことで
その品物の輝きがどうやら増しているようで
いつもはそんなにグッとこないモノたちも
異常に気持ちを惹かれたり、逆にまるで目がいかなかったり。
にしても、夏休みを前にして客がかなり入っていて
しかもビッグネームの本物ばかり時代を横断して
どっさりそろっているんだから、これから見ようと思うと
もう大変だろう。混んで、混んで。
茶碗なんか壷なんか見れないんじゃなかろうか?
ビッグネームを並べて一通りで見たことないから
自分の好みみたいのがシャープになって意外な効果。
以下、気になったものたち。
四季花鳥図屏風/雪舟
檜図屏風/狩野永徳
赤楽茶碗 銘無一物/長次郎
黒楽茶碗 銘俊寛/長次郎
松図襖/俵屋宗達
菊図屏風/尾形光琳
自刻像/円空
自身像/木喰
群仙図屏風/曽我蕭白
猛虎図屏風/円山応挙
虎図襖/長沢蘆雪
保津川図屏風/円山応挙
妙義山・瀞八丁図屏風
やっぱりアクが好きなんだなあ。自分。
少々くどくないと、目がとまらない。
そんな中、意外なのは本阿弥光悦にひかれなかったこと。
絶対好きなはずなんだけどな。
2008年7月19日土曜日
2008年7月17日木曜日
ザッツ映画。「インディージョーンズ/クリスタルスカルの王国」
いやいや。スピルバーグすげえ。枯れない。
いったい、どういうチームつくれば、こういうことになるのか?
もう、憎いほどに、エンターテイメント。
なんだかねえ、本当にまったく凝った風に見えないくせに
いちいち正しい感じで、教科書のようになっている。
シーン展開とか。いちいちくだらない。
天性のものもあるんだろうけど、たぶん、本当に
いろいろなことをたくさん知っているんだろう。
そして、ベストのものを選んでいくとああいうことに
なるのだろう。
相変わらず、インディー博士はよく動いていたし、
カメラも寄って、引いて、あがって、さがって、
大忙しの空間のひろがりをみせてくれる。
映画館で見ることをよしとして、みんなで観て、
乗って乗って盛り上がって、最後まで走りきる映画だった。
なんの分かりやすい挑戦もないけれど、ここはここで
しっかり守る人がいないといけない映画のゾーンだ。
あと、デジタルアーティストの人数、多すぎ、
デジタル+アーティストなんだねえとも思った。
まあ、中身とは関係ないけど。
いったい、どういうチームつくれば、こういうことになるのか?
もう、憎いほどに、エンターテイメント。
なんだかねえ、本当にまったく凝った風に見えないくせに
いちいち正しい感じで、教科書のようになっている。
シーン展開とか。いちいちくだらない。
天性のものもあるんだろうけど、たぶん、本当に
いろいろなことをたくさん知っているんだろう。
そして、ベストのものを選んでいくとああいうことに
なるのだろう。
相変わらず、インディー博士はよく動いていたし、
カメラも寄って、引いて、あがって、さがって、
大忙しの空間のひろがりをみせてくれる。
映画館で見ることをよしとして、みんなで観て、
乗って乗って盛り上がって、最後まで走りきる映画だった。
なんの分かりやすい挑戦もないけれど、ここはここで
しっかり守る人がいないといけない映画のゾーンだ。
あと、デジタルアーティストの人数、多すぎ、
デジタル+アーティストなんだねえとも思った。
まあ、中身とは関係ないけど。
2008年7月16日水曜日
好物2人「SISTERS」@パルコ劇場
舞台でみるとぐっとくる、声大好きな
松たか子&鈴木杏がそろい踏み。ということで観劇。
響きがいいなあ、この2人の掛け合いは。
今まで刺さったことなかったんだけど、
長塚圭史ものにはじめてはまる。
家族がテーマってことで、きっとすくすくでは
なかったであろう、彼のゆがんだ感じが見事に
出ていたような気がした。すべて想像だけど。
まるで話したことはないので。仕方がない。
でも、家族に対する深い闇と溝を感じて
それがすべて表現され尽くしているわけではないところが
また病んでいて、すごく楽しく見れた。
やはり、その人がむき出しにきちんとなるお芝居は
人の心をとらえるものだ。勝負してた。
水の音が舞台中を支配して、シンとしたなかに
ぴちゃぴちゃいうんだけど、そういう自然な音の持つ
霊感みたいなものは何故なのか、
人間の肌に染み渡り、脳の深いところに残る。
わざとらしさと憑依するところが混在してる
主演2人もここちよく狂っててぐいぐい見れた。
松たか子&鈴木杏がそろい踏み。ということで観劇。
響きがいいなあ、この2人の掛け合いは。
今まで刺さったことなかったんだけど、
長塚圭史ものにはじめてはまる。
家族がテーマってことで、きっとすくすくでは
なかったであろう、彼のゆがんだ感じが見事に
出ていたような気がした。すべて想像だけど。
まるで話したことはないので。仕方がない。
でも、家族に対する深い闇と溝を感じて
それがすべて表現され尽くしているわけではないところが
また病んでいて、すごく楽しく見れた。
やはり、その人がむき出しにきちんとなるお芝居は
人の心をとらえるものだ。勝負してた。
水の音が舞台中を支配して、シンとしたなかに
ぴちゃぴちゃいうんだけど、そういう自然な音の持つ
霊感みたいなものは何故なのか、
人間の肌に染み渡り、脳の深いところに残る。
わざとらしさと憑依するところが混在してる
主演2人もここちよく狂っててぐいぐい見れた。
2008年7月15日火曜日
映画らしいテンポ「アフタースクール」
うまいなあと、感心する映画だった。
なんか、うますぎて、逆にひっかからないという
不思議が世の中にはあるんだねえ。
割りもテンポも、果ては小技のオトシまで、
隙がなく、トントントントンと進んでいく。
逆転、逆転、また逆転を、くどくど説明する
狂言まわしもさして使わずに、見事に昇華。
映画が好きで、いろんな引き出しがきっとあって、
だけど、それが画面に出ずに表現することって
高いレベルで難しいことなんだなあ。
画とかは全然違うんだけど、思い出したのは、
ウオン・カーウエイの、その感じ。
音とか、デイナイトの切り替えとかも、もう見事。
善人みたいに悪人がいて、悪人みたいに善人がいて、
でも、結局はどちらもあるのが人間で、だから何もかもが、
面白く、ドラマチックなんだよねという。
ある意味、静かに楽観的な映画だった。
大泉洋という人の、底知れぬ悪意に驚く。
あの人が殺人犯みたいなドラマがあったら、相当怖い。
あんなやつに追われたら、本当にまずい。
にじみててるんだよねえ、人信じない感じ。
なんか、うますぎて、逆にひっかからないという
不思議が世の中にはあるんだねえ。
割りもテンポも、果ては小技のオトシまで、
隙がなく、トントントントンと進んでいく。
逆転、逆転、また逆転を、くどくど説明する
狂言まわしもさして使わずに、見事に昇華。
映画が好きで、いろんな引き出しがきっとあって、
だけど、それが画面に出ずに表現することって
高いレベルで難しいことなんだなあ。
画とかは全然違うんだけど、思い出したのは、
ウオン・カーウエイの、その感じ。
音とか、デイナイトの切り替えとかも、もう見事。
善人みたいに悪人がいて、悪人みたいに善人がいて、
でも、結局はどちらもあるのが人間で、だから何もかもが、
面白く、ドラマチックなんだよねという。
ある意味、静かに楽観的な映画だった。
大泉洋という人の、底知れぬ悪意に驚く。
あの人が殺人犯みたいなドラマがあったら、相当怖い。
あんなやつに追われたら、本当にまずい。
にじみててるんだよねえ、人信じない感じ。
2008年7月14日月曜日
2008年7月13日日曜日
ノリを失わない「JUNO/ジュノ」
すがすがしい映画だった。どこまでも。
映画じたいは、高校生が妊娠しちゃうってことなんだけど
それをじめじめ描かない。現実に突き進む。説教とかない。
そうなのよ。
中絶とかより、妊娠ポップ。逆に養子とかあるから、今の世の中で
よかったじゃないって、そうだよ、そうだよと。
主人公の周りの人の描き方が、巧妙なのにリアル。
深刻ぶらずに、いい軽さで、人生と向き合い、
関係し、前に進んでいく。
ダイアローグが優れている映画だった。
高校生で妊娠したって、軽口たたけ!
相当厳しくったって、適当にボケまくれ。
へなへなしてるくらいなら、テキパキしてみる。
とにかく、相手に本気でぶつかれ。まっすぐ喋れ。
いろんな活き活き喋りに励まされながら、とにかく前に。
進んでいく強さ、軽やかさ、優しさ。
でも、やっぱり人間は傷ついてて、そこがきゅんともくる。
よかった。
映画じたいは、高校生が妊娠しちゃうってことなんだけど
それをじめじめ描かない。現実に突き進む。説教とかない。
そうなのよ。
中絶とかより、妊娠ポップ。逆に養子とかあるから、今の世の中で
よかったじゃないって、そうだよ、そうだよと。
主人公の周りの人の描き方が、巧妙なのにリアル。
深刻ぶらずに、いい軽さで、人生と向き合い、
関係し、前に進んでいく。
ダイアローグが優れている映画だった。
高校生で妊娠したって、軽口たたけ!
相当厳しくったって、適当にボケまくれ。
へなへなしてるくらいなら、テキパキしてみる。
とにかく、相手に本気でぶつかれ。まっすぐ喋れ。
いろんな活き活き喋りに励まされながら、とにかく前に。
進んでいく強さ、軽やかさ、優しさ。
でも、やっぱり人間は傷ついてて、そこがきゅんともくる。
よかった。
2008年7月12日土曜日
わずかだけど「ぐるりのこと。」
間違いなく厳しいことが、誰の人生にも起こるよなあ。
そして、それを乗り越えることに何一つミラクルなんて
起こらずに、ただただ淡々と毎日を越えていくしかない。
辛い現実を、決して劇的でない現実を、ジワジワと描く
そんな作品。
本当に、相手の背中をそっと触ることが、人生を動かす
微力な力になることを、そんなことを、
映画の中で知るような気がする。
まあ、そんなシーンはないんだけど。
大逆転とか一気に畳み掛けるように何かが起こるとか
ないない、そんなことないない。
そうなんだ、ないんだ、何も起こらないから、
今日も続いていってしまうんだ。
木村多江とリリー・フランキーって、絶妙の華加減。
あれ以上、どうだ!選ばれし人だぞ!ってオーラが出てもダメ、
かといって、全く素人でも難しい。絶妙さだった。
そして、それを乗り越えることに何一つミラクルなんて
起こらずに、ただただ淡々と毎日を越えていくしかない。
辛い現実を、決して劇的でない現実を、ジワジワと描く
そんな作品。
本当に、相手の背中をそっと触ることが、人生を動かす
微力な力になることを、そんなことを、
映画の中で知るような気がする。
まあ、そんなシーンはないんだけど。
大逆転とか一気に畳み掛けるように何かが起こるとか
ないない、そんなことないない。
そうなんだ、ないんだ、何も起こらないから、
今日も続いていってしまうんだ。
木村多江とリリー・フランキーって、絶妙の華加減。
あれ以上、どうだ!選ばれし人だぞ!ってオーラが出てもダメ、
かといって、全く素人でも難しい。絶妙さだった。
今なら泣ける「夕/東京セレソンDX」@シアターサンモール
懐かしい感じがして、なんだろうと考えたら
これは、間違いなくキャラメルボックスのそれだった。
筋書きのあるドラマ。意外性よりもベタ。まっすぐに青春。
だいぶ前にキャラメルボックスをみて
どうしようなくうんざりしてしまい、かっこ悪いと感じた日から
もう十年近くが経っていて、今回、この東京セレソンを見たら、
まあ、泣ける。泣ける。
そして、泣けるとか笑えるということが
どんなにか大切なことなのかが身にしみて今さらながらに分かる。
満員の客席だもの。
やっぱりせっかく見るなら、何か心を動かされたいんだろう。
美よりも心。アートよりハート。
読み取れ、感じろ、という舞台もあれば、
優しく手を差し伸べてくれる舞台もある。
そんなことをひしひしと感じてしまった。
疲れた毎日には、懇切丁寧なリフレッシュが必要だ。
あのころ、キャラメルボックスで泣けなかったのに
今やセレソンDXで泣ける。やっぱり大きく何か変わったのだろう。
にしても、やっぱりまだまだベタは肩身狭いんだろうなあ。
演劇さんの中では・・・。
しっかりとこういうの認められる懐があればいいのに。
これは、間違いなくキャラメルボックスのそれだった。
筋書きのあるドラマ。意外性よりもベタ。まっすぐに青春。
だいぶ前にキャラメルボックスをみて
どうしようなくうんざりしてしまい、かっこ悪いと感じた日から
もう十年近くが経っていて、今回、この東京セレソンを見たら、
まあ、泣ける。泣ける。
そして、泣けるとか笑えるということが
どんなにか大切なことなのかが身にしみて今さらながらに分かる。
満員の客席だもの。
やっぱりせっかく見るなら、何か心を動かされたいんだろう。
美よりも心。アートよりハート。
読み取れ、感じろ、という舞台もあれば、
優しく手を差し伸べてくれる舞台もある。
そんなことをひしひしと感じてしまった。
疲れた毎日には、懇切丁寧なリフレッシュが必要だ。
あのころ、キャラメルボックスで泣けなかったのに
今やセレソンDXで泣ける。やっぱり大きく何か変わったのだろう。
にしても、やっぱりまだまだベタは肩身狭いんだろうなあ。
演劇さんの中では・・・。
しっかりとこういうの認められる懐があればいいのに。
2008年7月1日火曜日
資生堂というセンス「椿会展2008」@資生堂ギャラリー
塩田千春、袴田京太朗、丸山直文、やなぎみわ
という4人が「Trans-Figurative」をテーマに制作。
ていうか、もうかなり前の展覧会なんだけど。
塩田千春さんの、ドレスとかをちくちくと
黒い糸で縫って縫って、縫い込んで、
ハコのような中に閉じ込めてしまうやつが、
なんだか最近のむき出しにならない感じと
ぴったりあってて、いい感じだった。
がんじがらめになって、まったく動きもしないのに
しっかり根っこは見えちゃってるんだよねえ、最近。
丸山直文さんはごく普通に直感的に好きで
お家に欲しい感じの作家さん。
毎日毎日眺めていれば、かなり気持ちをなごませて
ゆったりさせてくれることと思う。
ショックを与えてくれる以外にも、こういう作家さんの
存在があることとか、知ることとかは大事だ。
「椿会」は、第二次世界大戦後間もない1947(昭和22)年に
戦時中一時閉鎖されていた資生堂ギャラリーの活動を再開するにあたり
組織されたグループ展です。
資生堂のシンボルマーク「花椿」にちなんで「椿会」と名づけられ
それまで資生堂ギャラリーとの関係が深かった
横山大観、川合玉堂、梅原龍三郎、川島理一郎等、
日本画、洋画の作家17名で編成されました(第一次椿会)。
という立派な資生堂のセンスが脈々と続き
本当にあっぱれだ。意外と資生堂のすっきり甘い感覚が
自分と合うらしく、お家の欲しいアートの作家を
よく見かけるのがここだ。
血って絶やさないことが大事だ。
という4人が「Trans-Figurative」をテーマに制作。
ていうか、もうかなり前の展覧会なんだけど。
塩田千春さんの、ドレスとかをちくちくと
黒い糸で縫って縫って、縫い込んで、
ハコのような中に閉じ込めてしまうやつが、
なんだか最近のむき出しにならない感じと
ぴったりあってて、いい感じだった。
がんじがらめになって、まったく動きもしないのに
しっかり根っこは見えちゃってるんだよねえ、最近。
丸山直文さんはごく普通に直感的に好きで
お家に欲しい感じの作家さん。
毎日毎日眺めていれば、かなり気持ちをなごませて
ゆったりさせてくれることと思う。
ショックを与えてくれる以外にも、こういう作家さんの
存在があることとか、知ることとかは大事だ。
「椿会」は、第二次世界大戦後間もない1947(昭和22)年に
戦時中一時閉鎖されていた資生堂ギャラリーの活動を再開するにあたり
組織されたグループ展です。
資生堂のシンボルマーク「花椿」にちなんで「椿会」と名づけられ
それまで資生堂ギャラリーとの関係が深かった
横山大観、川合玉堂、梅原龍三郎、川島理一郎等、
日本画、洋画の作家17名で編成されました(第一次椿会)。
という立派な資生堂のセンスが脈々と続き
本当にあっぱれだ。意外と資生堂のすっきり甘い感覚が
自分と合うらしく、お家の欲しいアートの作家を
よく見かけるのがここだ。
血って絶やさないことが大事だ。
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