坂倉さんはフランス留学のときにコルビュジェに師事して
その流れをくむっていうことで日本でも大活躍。
国立西洋美術館とかはコルビュジェの右腕としてばりばり活躍、
青山の岡本太郎邸とか不思議な空間感覚とかも
その影響はわかりやすく、高い吹き抜けとかいいなあと思います。
今となっては割と当たり前かもしれない
広い空間に大きな屋根をバーンとはりつけて、
中の壁組で印象をどんどん変化していくのとか
もだーんだったんだろうなとしみじみと。
でも、彼のこんな言葉に、ぶれない軸には意味がある。
哲学があるから頑張れるとも感じたのでした。
「建築家は誰よりも人間に対する
深い愛情をもっていなければいけないですね。
心の底から人間愛をもっていなければならない。
建築家としての素質としてもっとも大切なのは
人間愛をその人がもっているかどうか
ということだと私は思います」
うーむ。フランス。
哲学って、西洋に行って磨かれるのでしょうか?
あとは、事務所の仕事としては、都市計画なんかもあって
西新宿のバスターミナルとかもそうらしく、
その様子を定点のカメラで撮影した映像があって
これが生き物みたいで気持ち悪かった。
止まらない都市眠らない都市というのは
やっぱりうにょうにょと不気味な様子がして
気持ちが落ち着かない。ものだ。
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