2009年12月15日火曜日

哲学が支える。「建築家 坂倉準三 モダニズムを住む|住宅、家具、デザイン」@パナソニック電工 汐留ミュージアム

坂倉さんはフランス留学のときにコルビュジェに師事して

その流れをくむっていうことで日本でも大活躍。

国立西洋美術館とかはコルビュジェの右腕としてばりばり活躍、

青山の岡本太郎邸とか不思議な空間感覚とかも

その影響はわかりやすく、高い吹き抜けとかいいなあと思います。

今となっては割と当たり前かもしれない

広い空間に大きな屋根をバーンとはりつけて、

中の壁組で印象をどんどん変化していくのとか

もだーんだったんだろうなとしみじみと。

でも、彼のこんな言葉に、ぶれない軸には意味がある。

哲学があるから頑張れるとも感じたのでした。

「建築家は誰よりも人間に対する
 深い愛情をもっていなければいけないですね。
 心の底から人間愛をもっていなければならない。
 建築家としての素質としてもっとも大切なのは
 人間愛をその人がもっているかどうか
 ということだと私は思います」

うーむ。フランス。

哲学って、西洋に行って磨かれるのでしょうか?

あとは、事務所の仕事としては、都市計画なんかもあって

西新宿のバスターミナルとかもそうらしく、

その様子を定点のカメラで撮影した映像があって

これが生き物みたいで気持ち悪かった。

止まらない都市眠らない都市というのは

やっぱりうにょうにょと不気味な様子がして

気持ちが落ち着かない。ものだ。

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