2009年12月15日火曜日

見続けること「ハリーポッターと謎のプリンス」

なんか、もう面白いとか面白くないとか

超越し始めているハリーポッター。

普通に成長していく主人公たちのリアルライフも

同じように思春期を通り過ぎ、なんだか恋の揺らぎも

使命感とか運命とかへの抗いも見事に画面に焼き付いていて

本当に楽しめる。

ハーマイオニーは相変わらずポッターに気持ちを

伝えず、その嫉妬っぷりはいい感じにイライラ。

可愛くなった可愛くなった、エマ・ワトソン。

リアルライフも賢くて、よいなあ、こういう同時進行。

やらなくちゃいけないことが決まっている若者たちが

その事態そのものにいらだちとか迷いとか感じるのは

役者たちがこのシリーズを全うしなくちゃいけないことにも

重なって、ムダに思い入れてしまう。

ダンブルドアの圧倒的な力に老いを感じ始めるあたりも

人生の憂いがあって、深い時間の流れがぐっとくる。

どんどんトーンが暗くなるシリーズ。

果たして、どす黒い結末は、映画でどのように描かれるのか?

楽しみだ。

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