2009年12月15日火曜日

少しづつ老けて「日本縦断大転生ツアー2009 -ナイン・ライブス-/コンドルズ」@東京グローブ座

なんだろう?と不思議な気持ちになった。

少しづつ老けていくことが、プラスに働くこともあるだろう。

今が一番しんどい時なのかもしれない。こういう集団では。

勢いが緩慢になった感じがして、ギャグがルーティンになる感じも。

残念だけど。

続けることの本当に難しさがあるなあ。

ダンスのアンサンブルの妙みたいな、突然そろっておお!とか

あんな太い人が、一生懸命踊ってるよ!とかそういう類いの

刺激っていうのは見慣れちゃうと切ないほどに強度を失う。

なつかしロックで大盛り上がりっていうのも、もはやきっと

どこでも見慣れた景色だろうし。

あまりにも冷めた自分に、違和感すら覚えた。なんだろう。

なんだろう。

年とったのかなあ。いやだけど、アナーキーを受け入れない感じ?

目は確実に肥えていくけど、こういう刺激モノが生きていくには

何かかっこたる濃厚な、コンセプトとか、想いとかが

必要になってくるのかもなあ、悲しいけど。

圧倒的な美的センスに満ちていれば別なのだろうが。

グッズを必死にロビーで売る役者たちも、もはやシャレになっていない。

その姿がシャレになっているうちがいい時期だったのかもと思った。

学ランでダンス。

そのまま男子のおふざけ。

みたことない感じがなくなったあとの、そこに残る美学ってなんだ?

このダンスシーンは超斬新っていうのがなかったなあ。

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