2008年10月31日金曜日

ミッキー


ミッキー
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になってるよ。今日も。

2008年10月30日木曜日

汐留シティセンター


汐留シティセンター
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けっきょくは
なにをはなした
はなちすてた

汐留シティセンター


汐留シティセンター
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いちねんめ
せんぱいおとこの
はげましたい

2008年10月29日水曜日

新橋ゆりかもめ


新橋ゆりかもめ
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おだいばの
かえりのじょしの
ぶろぐじまん

2008年10月28日火曜日

宮崎あおいで思い出した画

女子の景色「ICHI 市」

まるで、強さとか深さはでないんだけど、

綾瀬はるかの景色の粘りは十分にあって、

その景色を巨大スクリーンだからこその迫力で

楽しむべきだと思いつつ。DVDではこの世界はない。

なんか予告編とかよく出来てたんだなあ。

綾瀬はるかが深い演技をしそうだと勘違いしちゃった。

彼女はいつものフワッとした、この世感のない見目形で、

そうなんだなあ。そこなんだなあ。でも、それでいいんだなあ。

設定はすごい魅力的で、そこにある「飛竜伝」的なもの?

女子が女子からはみだしちゃった時に出てくる

なんとも言えない生き方の難しさ、仕事からはみだしちゃった時よりも

女子のはみ出しはしんどそうじゃないかと思い

そこをつく映画の設定は本当に魅力的だった。

でも、そこはなあ、貫けなかったなあ。

映画としてはともかく、綾瀬はるかを映画で楽しむには

十分なクオリティであって、借りたって見やしないんだよなあ、

ツタヤじゃ。

最近、勝率悪いんだよねえ、レンタルってやつ。寝ちゃうのさ。

あとは、窪塚洋介と中村獅道の面構えはすごくなっているので

それも要注意。

またしても、予告編にひっかかる。

少年メリケンサックの宮崎あおい。東京国際の画がカワイイので、

これも注意。

2008年10月26日日曜日

新宿二丁目


新宿二丁目
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しっかりと
じぶんみつめる
じょしのかふぇ

汐留シティセンター


汐留シティセンター
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いつからか
きかたわすれる
われわする

汐留シティセンター


汐留シティセンター
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かわいいと
ばいにきびしい
ばいとちょう

青山ドトール


青山ドトール
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こおりぬき
さんびゃくえんの
おれんじじゅーす

2008年10月21日火曜日

汐留シティセンター


汐留シティセンター
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ななめかけ
ちからあるぞと
むだゆすり

スカーレット・ヨハンソン「私がクマに切れたワケ」

なにはともあれ、まさにエロかわいい。それにつきる。

よいなあ、スカーレット・ヨハンソン。年取るのが心配だけど。

今、状態は最高に近いと思うなあ、女子としては。

お話は、私がクマに切れたワケっていうのが、

まるで客を集めさそうだけど、ナニーダイアリーという

子守りバイトもの。アッパーな家庭にバイト感覚でナニーになった

学生あがりのスカヨハが、がんばるという単純で筋読めまくりな感じ。

あの人のケンケン怒るのとかが、また品がなくてよいのだ。

きちんと壊れることが出来るポテンシャルが見ていてすがすがしい。

そこらへんが無理しないと壊れないナタリー・ポートマンとかと違うなあ。

ただ、映画自体は間違いなくファンムービーなので、

筋書きとかはまるで、ダメな気がします。なんだろう?

なんか感情が乗ってかないんだよねえ。それでもいいみたいな。

映画もあります。

愛車


愛車
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誕生日プレゼントだったのだ。

汐留シティセンター


汐留シティセンター
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しったかおを
みぬふりをする
ばしょもある

2008年10月19日日曜日

もう昔?「YAMANOTE ROMEO AND JURIET/山の手事情社」@すがも創造舎

なんだろう?時間が学生の時から止まっているような

新しいっぽい感じの遅れたものを見た感じだった。

もう、こういうのはビビッドでもなんでもなくなってる。

当たり前に、10年くらい前に先が見えたスタイル?

音が鳴って、グインとみんなで動いて、ぴたっと止まって、

ちょっと音楽のジャンルも幅広くて何でも流れて、

トラス組んで、布張って、タッチ当てて・・・。

かっこいいかもしれないオシャレは、やっぱり時流に乗っていて欲しい。

衣装が数シーズン前のノリだった。刺繍ものとかストライプ。

どうやったって、アートなものは突き抜けて欲しい。

もうどうにも追いつけないほどに、独走して欲しい。

分かる分からないのステージよりも、ドカンと爆弾を落として欲しい。

エンターテインメントなんて言わないで、アートだと言い張って、

そこで腹くくって人を打ちのめして欲しい。

雰囲気だけオシャレな、ノリのものを作っても、

歌舞伎にも文楽にもオペラにも、現代演劇は勝てないさ。

今しかないオシャレを美をグルーブを感じに行ってるのに。

残念。やっぱり変に古典とか解釈してるからじゃないかなあ。

今と結びつけようというのって、見る人にものすごい強いるもの、

いろんな教養とかを。知ってる人たちだけのマスターベーションになる。

その強要は、自分たちがもっともっと時代と向き合って、

うんうん苦しんで、オリジナルと言えるほどのものを

生み出して、それで勝負して欲しいもんなあ。

出来はともかく、タイガーアンドドラゴンの方が肝座ってる。

汐留シティセンター


汐留シティセンター
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ぷらいどが
いまさらのこる
ああむだな

2008年10月17日金曜日

赤坂見附スタバ


赤坂見附スタバ
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ぱんくきいて
べんきょうできる
じぇねれーしょん

堤&松雪「容疑者Xの献身」

福山&柴咲というよりも。

なんか、この2人の遠い遠いラブストーリーが

ものすごいしずしずと過ぎていく。

それをテレビドラマが後押ししていく感じ。

まあ、その味付けがないと、たぶん客は入らなそうだけど。

堤さんのうだつのあがらないけどプライドの高い感じとか

松雪さんの田舎から出てちょっとキレイで身を持ち崩す

ヤンキーあがりの美人さんの感じとかいいなあと。

ビデオでも全然よいのだけれど、映画館でも耐えうる

松雪&柴咲の美人度合いも結構いい。

柴咲コウがびっくりするくらい、未熟者に見えて、

やっぱりこういうちょい小物な役の方が

全然かわいく見えるなあと。ちょこまか小動物系。

まったく福山さんのことは、ひっかっからないけど、

それは間違いなく自分が男子だから。

文句なしにシュッとしてましたよ、福山さんも。

まるで映画とは関係ないけど、予告編の

「P.S.アイラブユー」日本語版で泣いてしまい、

そこが号泣ポイントという不可思議。

英語版は編集違って泣けなかったけど。

2008年10月15日水曜日

中華人民共和国の競争力「女工哀史(エレジー)」

中国のジーンズ工場で働く女子たちを追った

ドキュメンタリー。もう本当に日本をみているよう。

まんま三丁目の夕日の六ちゃんがどっさりいる感じ。

田舎から本当に涙ながらに出てくるのよ、集団就職。

それで、いきなり、がんがん働く。

でも、もうかえれないの、家中の期待背負ってるから。

だから、つらくても、親戚の集まりとかじゃ超明るいの。

こんな風景は、まさに日本でも通ってきたのだ。

最近、思う。何度も何度も人間が歪む社会発展を

繰り返して間違えたなあと感じていても

途上国が先進国へのキャッチアップを果たすためには

同じような過ちをやっぱり繰り返していく。

ひたすらジーンズのほつれを直し続けて

納品が遅れそうだとまったく容赦もなく徹夜徹夜。

田舎から到着するなり、うち、厳しいよ。

徹夜、あるよ。ほんとう、あるよ。と言い放たれる。

カメラあったら、日本の戦後とかもっとひどかっただろうなあ。

すげえ不自然なシーンがたくさんあるなあ、

気持ち悪いなあ、やらせ満載だなあ、アメリカ人やらしいなあと

思っていたら、最後にドカンと当局の妨害で

テープ結構持ってかれちゃってて、その部分を再現したものも

あったんだと。そんだけ、やばいこと起こってるんだよねえ。


こんなデータが出てきます。

●1元(中国の通貨)=約15.6円(0.14米ドル)

●少女たちの時給=0.5元(約7.8円)

●少女たちの月給=200元~500元(3,120円~7,800円)
 ※工場に入る注文の数によって変わる

●工場で1日に作られるジーンズの平均枚数=3,000枚
 ※1ヶ月だと9~10万枚

お台場倉式珈琲店


お台場倉式珈琲店
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のけぞって
くりえいてぃぶが
ひびかない

2008年10月14日火曜日

写真の前の写真「ヴィルヘルム・ハンマースホイ/静かなる詩情」@国立西洋美術館

知らなかったんだけど、こんな人。

ヴィルヘルム・ハンマースホイ(1864-1916)は、
生前にヨーロッパで高い評価を得た、
デンマークを代表する作家の一人です。
ハンマースホイの作品は17世紀オランダ絵画の強い影響を受け、
フェルメールを思わせる静謐な室内表現を特徴としています。

まさかの水戸まで行ってポカンの

ジュリアン・オピー終了で脱力と腹立たしさをおさめるには

とってもよい絵だった。静かで曇天で、がちゃがちゃしないで。

どこかピントがきてないようで、でも異常にリアルで、

そこに新しさを感じることもないんだけど、なんだろうと

思ったら、最近の写真のあれこれと近いのだと思った。

限りなく狭い狭いプライベートな部屋をひたすら描き続ける感じとか

そこにたたずむ奥さんの後ろ姿ばかり、しっかりと構えない風景を

ガッチリ描く感じとか(でも、全部実際は構成されているんだけど)。

写真見て描いてたっていう説もあるらしいんだけど、

あとからパンフ読んで、そうだよなあと思った。

押し付けるでなく、空気を撮る感じは最近のアート写真の

ひとつの流れでもあって、誰だこれは?と探って、感じで近いのは

川内倫子だった。あの微妙な静かだった。

落ち着くわけだ。

国立西洋美術館って、しっかり入ったの、久しぶりだけど、

コルビジェのいいように作ったのか、使いにくいけど、

かっこのいい空間だったのねえ。と常設展をのぞいて思った。

あと、メンテナンス大変そう。

16世紀の宗教画の本気っぷりに、いまさらながら打たれる。

あれは執念とか、その類いの金と時間のかかり方だ。

なんか、今回は行って本当に得した。

新橋二丁目エクセシオール


新橋二丁目エクセシオール
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ばいとたち
せいしゅんなのか
ぺらららら

溜池山王スタバ


溜池山王スタバ
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とけこむきも
ないけどすきかって
はだいろちがい

2008年10月13日月曜日

2008年10月12日日曜日

値段って「パパ・タラフマラ/ガリバー&スウィフト ~作家ジョナサン・スウィフトの猫・料理法~」

まあ、チケットは安くはないけど

5500円というのはきっと破格で

しかも中劇場でわずかしかステージが出来なくて

まったくもって、コスト見合ってないなあと

本当にその熱意と実行力に感心した。

ヤノベケンジとのコラボレーションだけど

まあ、想像を越えるもんはあまりなくて

そこは残念だったけど、そりゃそうだ、

5000円だもの、5ステージしかやらんもの、

運営きついってとそんなことばかり気になって、悲しい。

もっともっと長くやれば、きっとかなりよくなりそう。

なんか装置使い切る感じとか

動きのばらつきつつ、まとまる感じとか、

いいとこに落ちそうなんだけど、あと少しの飛距離がない。

心は動かなかったけど、いい出しものになりそうな気配は

びしばし感じて、こんな現場はうらやましいとひしひし思う。

解体娼婦の頭がボロッと取れるとこが好きだった。

あと、ネコ食べちゃうところの踊り。

コスチュームとか音楽とか、なんだろう?

パフォーミングアートと呼ばれるジャンルから出てくるものって

意外と似ているのが不思議。全然違うなあと思うのは、

シルク・ド・ソレイユくらいか。

ビジネスでチェックする目線があると違うのかなあ。

これも、いいんだけど、既視感がものすごかった。

能舞台


能舞台
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不謹慎にも上がらせてもらって、青葉ははしゃぎまくってた。

2008年10月11日土曜日

青葉より


青葉より
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作演出青葉だよ。何テイクも撮らせられ、これが一番いい出来だって。この位置で撮れと指定もされたよ。

どこまでも・・・「シャープさんフラットさん/ホワイトバージョン」

人の根っこにある、どうしようもなく

明るい部分と暗い部分。その分量。

コントロールできないであろう、その人柄的なものを

感じざるを得ない三宅さんと大倉さんのダブルキャスト。

同じ台詞なのに、違う形で響くなんてことは

常にダブルキャストなら感じるところなのだけれど、

同じ集団に選ばれ、真ん中を張り、多くの中から

ナイロンという場所にいることになった2人が

その主宰?の半生を描く作品のセリフを喋ることで

なんとも重さのある違い、味わいのある違いを

感じることができた。

どこか共通する世の中に対するシニカルな思いが

同じ集団にいるならば、きっとどこかにあるはずで、

にじみでるんだよなあ、明るさと暗さ。

人をなじるときにでも、そこに愛があるのか、嫉妬があるのか。

ある人の生きる力がどこかで何かを信じていることで生まれているのか、

何もかもを否定したうえでうまれているのか。

よく、ふとした瞬間で感じる人の生き方の違いみたいなものが

空気を支配していて、とても面白かった。

ブラックバージョンをみてからホワイトをみたんだけど

それでよかったなあ。逆だと、この深さ、体験できないかも。

2008年10月9日木曜日

赤坂エクセシオール

ねるねるね
どこのスーツも
ここににげ

2008年10月8日水曜日

汐留シティセンター

いうだけの
ききかんでなにも
かわらない

2008年10月7日火曜日

ティーブーエスと

近所を散歩。

激やせ「百万円と苦虫女」

蒼井優の激やせっぷりばかりが脳裏に残る。

もうね、棒なの。身体とか腕が。ああいうのがいいという、

憧れちゃう女子がどのくらいいるんだろう?

女子は痛々しいとか思わないんだろうかなあ。

あとは、森山未来がちゃりんこ乗って、本気で走るんだけど、

もうまるっきり、セカチューなのだ。まんま。

どうしても、ああいう感じが似合うのか?

走らせたい、ちゃりんこ乗らせたいと思ってしまうのか。

なんだろうなあ。

脚本の端々に男子には理解できない、たぶん女子ギャグっぽい、

ギャグであろうものが、転がっていた。

女子って意外と薄味だよなあ、自分がギャグやると。

刑務所出ると、シャバダバシャバだ〜って歌うんだけど、

これは笑うとこなのか?女子ギャグよ。

ふとしたセックスへのハードルの低さがリアルで

いろんな女子たちの体験談の数々が

頭をかけめぐって、フィクションの中での恋愛話のほとんどが

作りすぎていることを思い知らされた。

2008年10月5日日曜日

どこに響くか?「ひらかなくてもよい〜泉鏡花・天守物語/collol」@アサヒアートスクエア

感情が動くという類のお芝居と

圧倒的に美しいという類のパフォーマンスがあって

なんとか生活を潤して欲しいなあと思う場合、

考えさせる以上に何かしら働きかけて欲しいけれど

こちらがひたすらに問い続けないといけない類の

エンゲキが小劇場とか中劇場にはあって

そんな類の出し物だった。大学時代のほぼ同期の

エンゲキさんの公演。ちゃんと観たの、実ははじめてだった。

そういうジャンルと手を放って、コントばっかりやってたから

当たり前なんだけど、10年も経つと、随分依って経つ

ステージが違いすぎて、いいわるいの判断がしがたい。

もうこれは、世界が違う。ジャンルが違う。

彼らはたぶん自分たちのほんのわずかでも作り上げた

美しさの断片とか感動のかけらを観てもらいたいのだろう。

伝えるというよりは、観てもらいたいのだろう。

伝えることの訓練を積むのと、それは大きく違ったんだと

今更ながら痛感する。そうか、コミュニケーションではないんだなと。

泉鏡花の言葉がドルビーサラウンドみたいに

空間に舞うんだけど、身体の動きが邪魔をするからなあ、残念。

捨てるもん捨てないと、何も残らないんだろう。

あと、愛を演じるなら、もっともっと思い切りぐっちゃりするか

まるでからっとするかしないと、ひいてしまう。

そういう意味で芸能人のリミッターの外れ方はすごいんだなあと

気づいた。こういう異世界で自分のいる世界は気づかされる。

あの人たち、ほんとに一瞬ほれ合うからなあ。

あとは力を抜くのが一番難しいのは、ここでも一緒で、

まるで、そこは、つらかった。抜いたふりするのは簡単だけど。

みんな奥田民生とか高田純次にはなれないんだ。

2008年10月3日金曜日

汐留シティセンター

ととのった
むきんのまちに
なれていた

広末涼子がえろいこと「おくりびと」

まあ、本当は泣ける映画で、

グッとくるんだなあ、納棺師の人を看取ることの

潔い美しさがどうにも。

所作とかが徹底的に決まっているものの持つ

ムダをそぎ落としたギリギリした緊張感が

妙に心に残像を残してキレイにおさまる。

茶道とか能とか、そっちの類の音のしない「美」。

死との向かい合い方とか、どうしようもなく

訪れるものをきちんと受け入れていくことが

なかなか今の時代ではナチュラルでないこととか、

親の死に水を執ることの、人生がもう一度

ぶり返してくる感じとか、ひとつひとつ

気持ちは入っていくのだけれど。

どうして、広末涼子はあんなに生々しい感じを

手に入れたのか?と思うほどによろしかった。

えろいのな。

そして、本物っぽいのな。姿たたずまいが。

女子な感じ。

なんだろうなあ、あれは。いろんなバックグラウンドも

あるんだけど、間違いなく彼女の中にも何かが起こった

ような気がする、数年のいろいろで。

力の抜き方が、異常に、何かの憑いたような感じ。

男子を食い尽くすような雰囲気のふにゃふにゃした

にこりと笑う美女妖怪。

竹内結子も戻ってきたが、この人も戻ってきたっぽい。

2008年10月2日木曜日

意味に縛られる「アサット・メサジェ/性と俗の使者たち」@森美術館

女性がアーティストとして生きることが難しかった時代に

女性らしさを武器に勝ち上がったかのような印象だったけれど

観たら、逆に、なんとか男社会に食い込むべく、

徹底的に意味に縛られていて、全然軽やかなんかじゃなく

(説明だと軽やかに様々な境界を超えるみたいに言ってたんだけど)

むしろ、重く飛び立てない悲しい感じの満ちた展覧会だった。

日本のガーリーなものってやっぱり、軽やかさっていう意味では

まるで現れたことのない新種なんだなあ。

ひとりだちすることを強要されない社会って

(しなくても死なないという意味で)

不思議な奇形を生むよなあ、日本。

もうダントツ、カジノっていう作品が素晴らしくて

赤い布が奥の方からゆらゆらと流れてくる様は

本当に血液のごとく紅蓮さで、しかもドロついていて、

自分の中に流れる邪悪なものに包まれてる感じだった。

あとは、黒いシミというやつ。

狭い部屋に黒い羽がふわふわふわふわ漂う。

落ち居着くことなくふわふわふわふわ。

「邪」な感じがまっすぐに感じられる作品に

惹かれたのは、この人の本質が人をまともに観ないことに

あるからじゃないかしらと思った。

2008年10月1日水曜日

ハロウィンのおもちゃ

初めて青葉がねだったおもちゃ。1週間我慢したから買ってあげました。超うれしかったみたいで、ずっと放さない。

新宿面影屋

きがつくと
いやにわかい
しんじゅくスーツ

人を笑うこと「シャープさんフラットさん/ブラックバージョン」@本多劇場

ニヤッとできる世界をつくるというのが

僕がずっと考えているひとつの理想で

演劇もずっとそんなことを目指してやってて

テレビは仕事なので、全部が全部そうもいかなくて

お金をもらうのも結構神経つかうよなあとか

思ってたりしたけれど、とにかく人を笑うことで

笑いがうまれるのは確かで、そんなことばかり

考えて過ごし続けている人の悲しい人生を

美しく描き出してて、僕はすごく打たれた。

面白いとか面白くないとかいうよりは、

なんか考えた。生き様とか。うらやましいなとも思った。

でも、そこには、ウキウキするようなことなんか

何もなくて、そうかあ、何もないかあなんて

しょぼんともして、忙しい観劇だった。

なんか、ほんと、腹すわったなあ、ケラさん。

それか、もうカスカスなのか?どっちかかなあとか

思ったら、ちょっと怖くもなって、才能の残酷さを思った。

最近のケラさんが舞台に使うノイズが入る映像効果は、

本当に景色があんな風に溶けてみえたら嫌なんだけど

実際に割とそんな瞬間がちょくちょくあって

シンクロできて嫌だ。